ナルミズ沢の滝

ナルミズ沢
—【群馬県 利根郡 みなかみ町 藤原】—

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東黒沢の続きとして、
ナルミズ沢の一部と谷川連峰の一端を
書き記したいと思います。

↓下の朝日岳は間違った位置です。

滝の記録

訪問日 2015年7月18~19日
活動の形態:登山(番外)
感動度(景色):限りなく

①遡行断念

ナルミズ沢の滝と書いておきながら、
ナルミズ沢の滝は1本しか
ちゃんとみれていません。

結果的に遡行を断念したからです。

②合流

ウツボギ沢の支流を下降して、
ウツボギ沢に合流した時点でまず感動。

ウツボギ沢自体もスケールが大きいです。

若干増水気味の沢を下降すると、
ついに目的のナルミズ沢に。

こんなに雄大な沢が
日本の、この地域に流れていたんだと
実感しました。

そして、これが
ナルミズ沢の広河原です↓↓

沢より1mくらい高い場所にある
絵に描いたようなテント場でした。
誰もこの日はいなかったです。

が、翌日の行動を楽にするために
登山道を経由して大石沢出合まで
移動することにしました。

約1時間の移動。
途中ナルミズ沢を、
埋め尽くすような雪渓があり唖然。

たどり着いた大石沢内にも雪渓があり、
本流には3m滝と雪渓の恐ろしい光景

ちゃんと大石沢のテン場を調べてなくて、
雪渓もたくさんあったので仕方なく、
登山道から大石沢に降りた場所を
幕営地としました。

正直水が近すぎて危険でしたが、
いまさらウツボギ沢出合まで戻るのは嫌で、
増水したらすぐに
登山道に登れると思ったからです。

ザックを下ろして感じたのは、
無重力体験。

ああ、月に降り立つというのは、
この延長線上にあるんだろなという勘違い。

③ビバーク

焚き火はうまくいかなかったので、
用意したガスコンロで水を沸かして、
しゃぶしゃぶを食しました。

訪れた暗闇、
近すぎる小滝と水面、
雨が降ったら即終了するテン場。
防水を忘れてびしゃびしゃの寝袋。

重すぎたザック、
美味しかった晩飯とビール
軽く遭難した乗越の反省、
東黒沢の滝々とナルミズ沢の絶景

色んな感情がごちゃ混ぜになりながら、
今生きているのか、死んでいるのか、
いや間違いなく生きているはずだ。

などとわけのわからないことを考えてるうちに
眠りに落ちました。

【1日目 タイム】
7:30 車発
7:58 雪渓
8:21 ハナゲの滝
8:55 白毛門沢との両門滝
10:29 スライド滝
12:10 卵岩の滝
12:40前後 詰め終わる
<<かなり迷う&コンパス紛失>>
14:33 ウツボギ沢に降り立つ
14:50 ナルミズ沢に到達
15:55 大石沢出合到達
<<幕営&食事>>
18:40頃 就寝

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④今日は登山

起床。そしてご飯。
朝飯はおでんを食しましたが、
これもまた好評でした。

実は雪渓を見た夜の時点で、
ナルミズ沢の遡行は断念していました。

この長大な谷をたった一回の訪問で
全て味あわせはしないぞ、という
メッセージにも感じ、

もっと経験を積んでからの再訪を誓います。

そして赤いマーキングに従って登山道へ。
大石沢の雪渓は以下の感じでした。

エスケープというと、
気軽な感じがしますが、
この登山道は朝日岳まで700m以上
登らなければなりません。

前半は木々に覆われた急勾配の道。
なかなかのハードコース。

しかし、1600m付近の森林限界を突破すれば、
道は別天地に変わっていきます。

空気はガスっていて、
景色的には微妙かもしれませんが、
それが逆にラピュタ的な雰囲気を
醸し出しています。

僕の知ってる登山はほとんど
滝めぐりとセットなので、
森林がある範囲内の世界でしたが、
岩場の移動は痛快を極め
登山もいいな、と感じました。

さらに進むと湿地帯が現れたりして、
感動的な登山でした。

この分岐を左に行ってしばらくで山頂。

⑤頂きを感じ下る

山頂には何名かの方がいました。

ガスガスで眺望は優れず、
結構冷たい雲が流れてきて寒かったです。

この後は車を停めてある白毛門登山口まで、
笠ヶ岳と白毛門を経て下山します。

分水嶺や草原、
お花畑が美しかったです。

食料を消費して
荷の重さは減ってるはずですが、
泊まりの荷の重さはやっぱりきつく、
徐々に疲労が溜まってきます。

そして白毛門

朝日岳から白毛門までは
たったの225mしか下っていません。

ここから登山口までは高低差なんと1000m。

2日間の行程の疲労全てが襲ってきて、
最後のほうはもうバテバテでした。

車の後ろで倒れこんでしばらく起き上がれず。
時間は13:33。雪渓の有無に関わらず、
遡行はかなり厳しかったことでしょう。

近くの湯の陣で汗を流して、
武尊(ほたか)川の裏見滝を見に行きました。

⑥まとめ

ペース的には友人が
終始バテ気味でちょっと遅め。
なんでも最近5kgも
体重が落ちてしまったそうです。

デジカメと地図の防水は手を打ちました。
寝袋はスペースを取り過ぎた上に
防水忘れでこまったさんでした。

水分は+500m㍑の
合計3.5㍑に次はしてみます。

初の利根川源流地域、谷川連峰は
谷のスケール感、ナメの美しさが素晴らしく、
山々の風景とビバークのドキドキ感も相まって、
忘れられない強烈な体験となりました。

そして僕らが去った
次の日にみなかみ町土合駅付近では、
1時間に100mmという
信じがたい猛烈な降水を記録します。

これがもし1~2日ずれていたら...
生きるか死ぬかは天のみぞ知る
そんな気がした今回の活動でした。

【2日目 タイム】
6:32 出発
7:42 ラピュタ的草原
8:40 朝日岳山頂
9:51 笠ヶ岳山頂
10:57 白毛門山頂
11:55 松ノ木沢の頭
13:33 車着
→湯の陣→裏見滝

アクセス ~東黒沢経由の場合~

Step1 白毛門登山口から入渓
Step2 東黒沢を詰める
Step3 乗り越して谷を下降
Step4 ウツボギ沢を下降して合流

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