江戸の切子

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江戸切子(えどきりこ)

滝屋。江戸在住。

①牢獄の10代後半

中学入学とともに、
運動系の部活動に入部。
基礎的なスタミナや足腰の粘りは、
当時の稽古が役立っている。

しかし高校に入り、
思春期の繊細な心に、右翼思考の魔の手が伸びてか
毎日の生活に困難をもたらすような恐怖症に陥る。

それが受験シーズンに重なり、悶絶。

特に浪人時代は、外出すら億劫になって、
引きこもりの状況下で勉強を継続。

とにかく顕著だったのが、
「予期不安」という症状。

起こってもいない未来の現象に、
強烈に恐怖を感じていて、
事態は深刻を極めていた。

そんな中、心に描いていたのが、
滝という世界での大冒険であった。

滝は僕にとって心の牢獄とは対極的な自由の象徴

結果的に第一志望には受からなかったが、
後期試験で大学への入学切符を入手。

不安と期待が合わせ混じった中、
入学準備を進めていく。

②激変した20代前半

大学に入って強制的に人と関わることになって、
仲の良い友人も出来た。

そして勢いで、
日本の歴史上初の大学公認滝サークル
「滝サー」を結成。

悩み苦しんだ恐怖症も、
岡本正善さんの『「打たれ強さ」の秘密』という本に、
全ての答えが書いてあって、少しずつ成功体験を積み重ねたことで克服
(実際には1~2年かかった)。

2009年の7月に一人で初めて滝に行き、
やはりいいなと感じ入るも、
大学生活に課題は多い。

授業の課題、ゼミ、資金の入手、プライベートの充実(脱童)...

それら課題に振り回され、時に楽しんでいたら、
滝に行く頻度は少ないまま、
大学の後半に差し掛かっていた。

メンタル的に死の淵まで追い込まれていた自分が、
他人と同じレベルの土壌には復帰できてはいたが、
特にやり込んだものもないまま社会に出るのは違うなと感じた。

そんな中改めて好きな滝を
やり込んでみたくなったのである。

③全国の滝めぐりへ

23歳のとき、滝めぐりを本格化させ、
現在の滝色の元になる、
ホームページの運用を開始。

とにかく滝というものを一度しっかりと知ってみたかった。

夜行バスとレンタカーを組み合わせて
毎週のように全国の滝めぐりに出かけ、
残り少しの授業とあとはバイトの日々。

そんな中個人的に大事件が起きる。

〇〇の滝事件」といって、
とある滝が通行止めの時に行ってしまって、
そこにいたく感動してしまったこともあり、
記事を書いてしまったのである。

当時僕は四国に滝の遠征に行っていたのだが、
そこの温泉で連絡が行った大学の担当教官から鬼のように留守電があり、
該当の役所から抗議が来ているとのことだった。

結果的に担当の方に電話で謝りを入れ、
直接謝罪に行きたいと申し出たところ、
電話にて許していただいた。

大学でもかなり偉い方に事情聴取を受け、
間一髪で停学を免れるなど精神的に追い詰められた一件だった。

④秘境の滝めぐりへ

〇〇の滝事件を経た後も、
しばらくは滝100選を中心とした旅は続いていたのだが、
どうしても観光地のような滝では、
いろんな地元の方の思いや生活やビジネスが入り混じり、
僕が思い描いていた冒険の世界とは違うことに気づいた。

もう一つその年の秋の遠征中に、
振り込まれるはずの奨学金が前月で終了していたがために、
遠征先資金枯渇事件」が発生。

全くお金を引き出せず、動くに動けないので
母親に電話で入金をお願いしたら
オレオレ詐欺を疑われてしまった。。。

そう、結局全国の滝めぐりは、
バイトもしていたが、奨学金をあてにした幻の資金源で、
その年の冬からは資金はショート。

僕の活動も徐々に転換期を迎えることとなるが、
この年に見た数々の名瀑風景は今でも心から消えることはない。

少しずつ秘境の滝に行くようになるとともに、
沢登りを始めた。

今までは目的の滝にたどり着いたら引き返していたのが、
沢遡行が一つの活動形態となっていく。

⑤体制の整備

いよいよ社会に出てからは、
奨学金という学生時代のツケを払わされることになる。

しかし同時に不安定な状況はなくなり、
毎年毎年少しずつだが冒険の難易度を上げていった。

特に2016年の吾妻連峰中津川遡行は思い出に残る体験で、
あまりの体への負担からしばらく体調を崩してしまった。

色んなこともあって、
奨学金も返済出来た後、
撮影機材を揃えることが出来た。

BALさんとあっきーさんと目指した、
2018年のヒスイの滝は僕の20代の集大成だったかもしれない。

気づけば2000本を越える滝を訪れ、
350以上の滝レポートを記していた。

⑥生まれ変わる

今に至ります。

僕は少しずつ単にいい滝に行くだけじゃない、
滝めぐりとは滝との向き合い方が一番
重要なんだと感じてました。

多地域の理解や、
沢登りスキルの向上による、
目標達成の連続。

これらにはキリがないこと、
人間性が伴わずに「力」「影響力」を
持ってしまうことは恐ろしいことだと感じるとともに、

滝ばかり重要視して、
仕事をないがしろにしているという
見たくない現実を直視する時が来ました。

そんな中僕は、
運命学や様々な人生の帝王学を学ぶ機会を得ます。

半年間を通じて、
日常生活の習慣が激変したし、
バッドになる時間も激減したし、
バッドになった時の立ち直る時間も短縮されたし、
何より少し暖かい人間になった気がします。

滝が身近ではない人には、
「明るく、清く、澄んだ、美味しい」空気の
滝を上手に「活用」する方法とその楽しさを。

すでに身近な人には、
具体的なルート、情報、技術力アップのコツに加えて、
ダークサイドに落ちないための生き方を。

自分自身の自己実現だけではなく、
そういったことをお伝えすることを通じて、
仕事でも滝の世界でも総合的に、
世のため人のために生きようと思い、
今に至っています。

ここ数年の活動

2018年 活動 BEST5


1位 ヒスイの滝 (静岡)
超秘境体験: (BALさん・あっきーさん・江戸切子)

2位 湯檜曽川本谷 (群馬)
めくりめく展開: (はんぺんさん・江戸切子)

3位 笹木沢鎧滝 (宮城)
沢泊の癒し効果: (江戸切子 単独)

4位 ニコニコ滝群 (三重)
伝説の滝群: (パンダさん・はんぺんさん・あっきーさん・おでんさん・江戸切子)

5位 備後川大谷 (奈良)
泳ぎ、登る、夏。: (パンダさん・滝ペーさん・江戸切子)

2017年 活動 BEST5


1位 西横川 (長野)
スラブへの挑戦: (江戸切子 単独)

2位 和名倉沢 (埼玉)
奥秩父の森林飛沫浴: (K・江戸切子)

3位 エビラ沢遡行 (神奈川)
バスで繋いだ里山の沢: (江戸切子 単独)

4位 阿武隈川南沢 (福島)
次々に滝を登る: (K・江戸切子)

5位 黒桂河内 (山梨)
日帰り滝巡りの限界点: (BALさん・江戸切子)

2016年 活動 BEST5


1位 吾妻 中津川 (福島)
その向こうへ行こう: (江戸切子 単独)

2位 戸倉谷 (奈良)
エネルギーの凝縮: (江戸切子 単独)

3位 米子沢 (新潟)
ストーリーとしての滝: (江戸切子 単独)

4位 小川谷廊下 (神奈川)
素晴らしき水のフィールド: (江戸切子 単独)

5位 雨乞い滝 (長野)
平成滝屋オフ会ぽんぽこ: (滝男さん・江戸切子)

2015年 活動 BEST5


1位 弥山 双門大滝 (奈良)
秘境滝の心象風景: (江戸切子 単独)

2位 東黒沢→ナルミズ沢 (群馬)
初の沢泊体験: (K・江戸切子)

3位 九階滝 (秋田)
穏やかな砂地: (江戸切子 単独)

4位 竜喰谷 (山梨)
ナメと美瀑の楽園: (K・江戸切子)

5位 天女滝 (栃木)
ナメの別天地に酔う: (坂崎さん・江戸切子)

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