三国川 日向沢の滝+α

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黒又沢日向沢の滝【新潟県 南魚沼市 清水瀬】

用語集

訳のわからない言葉が多い場合はこちらを ↓↓↓

SUMMARY

気力を奮い立たせて向かった越後国では、日向が続き、沢が干上がっていた。

しかし、色々なものに目を向けることで、活動の意味を見出し、次に繋げることができた。

滝の記録

訪問日 2020年8月22日

活動の形態:1級上沢登り(4人) / 車

装備:8mm×30m (2本), 8mm20m(1本), ミラーレス一眼(広角), 三脚, 沢タビ(フェルト)

感動度:かなり(虹の滝)

①そういう流れ

疲労も溜まっていたし、
このところ自分の時間が全く取れていなかったから
休養したかったこの週末。

しかし、今回はそういう流れだと、
割り切って、僕の希望を入れてもらい、
新潟へと向かう。

はんぺんさんとあっきーさんの2人は、
前日から新潟入りしていた。

②いろんな悲しみ

東京駅のホームでアンさんと合流したが、
直前に駅弁屋が全てしまっていて、寂しい。

新幹線では最近はまっていたボルダリング漫画
「壁ドン!」を読み進める。

(クリック→表示)

主人公は初日から4級が登れて、初の対外試合で、日本代表強化選手に勝利。



怒涛の展開に全く頭が追いつかない。

お腹が空いたので、
車内販売のお姉さんを呼び止めたが、
菓子パンしかないとのことで辞退すると、
悲しそうな目をしていた。

③浦佐と親水公園

初めての土地、 浦佐にて下車。

お二人がいたのは、
八海山口という読みは正解。

なんでも守門岳の近くで、
猛烈なアブ にたかられて、
酷い目にあってしまったという。

深い睡眠に入られていたが、
起きていただき移動。

今回、あっきーさんが
ヘルメットを忘れていたので、
日向沢の後の下降計画は中止に。

もし事前に情報共有されていたら、
新潟には来ていなかった笑。

さくり親水公園には、芝生があり、
そこでテントを出してふかふかの寝床。

壁ドンを読み進めたが、
衝撃的な展開で、いきなり話が飛び、、、

(クリック→表示)

主人公が日本代表に選ばれている。

主人公のあだ名の回収されない伏線。同部の猿橋の思い、一瞬にしてキャラ変する有明州海高校の2名。ごぼう抜きされる、日本代表候補。

物語は5巻で終了してしまった!!!

まだ4~5級レベルに苦戦している僕としては、
モヤモヤが強い読後感になってしまった。



④黒又沢をゆく

起床

小雨が降ったりしながら、
コンビニで補充。

十字峡に向かう。

駐車場に停めて、
目の前の登山道を5m上がったところから、
黒又沢にトラバース道がある。

やや藪がかぶった箇所があるが、
道の終わりがそのまま河原。

アブが多少いて、4名に分散する。

僕は防虫ネットをかぶった。

黒又川の河原は綺麗で磨かれた石の宝庫で、
採集が大変楽しめる。

数度の渡渉を経て、日向沢の出会い。

⑤膝から崩れ落ちる

全くもってガレている。

ガレをこなしていく途中、
細すぎる水線は戻ってこない。

最初の滝が現れたが、
水が少なすぎて転進したくなってしまう。

しかし、この流域の全沢が、
ここより難易度が高く、
既に50分は歩いているので厳しい。

初っ端から現頭部のような水量に、
膝から崩れ落ちそうになるも、遡行スタート。

振り返る

ちょっとしたV字

CS滝

⑥屈曲部の滝

2段15mの滝

既にここがハイライトになる可能性すら感じ、撮影。

水がこの5倍くらいあれば・・・

ロープを出して登ります。

2往復のビレイ合図方式の確認。

2名ではない中間者がいるときに、
アンカードビレイをどのタイミングで構築するかについて、
はんぺんさんと認識をすり合わすことができた。

やはり、最初がいいと思う。

⑦ラバー論

この後、特に問題となる箇所はなく、
越後の初級沢登は続く。

今回は、モンベルさんの、
ラバーサンダルをカモシカの沢タビに装着してみたが、

右足はめちゃめちゃ横にずれて、
左足はかかと側にずれてしまった。

途中から右足は外して、ミックス体制に移行する。

ぬめる沢なのでフェルトがおすすめ。

フェルトとラバー靴は、性質の違いから、
歩き方そのものを変える必要がある。

岩の頂点を踏んで歩くような方法は、
フェルトでは普通に行うが、ラバー靴では厳禁。
僕はそれで阿武隈川白水谷で左肋骨にヒビを入れた。

(ということを、パンダさんに教えて頂いた)

しかし、一旦フェルト的な歩き方に慣れると、
どうしてもそれを頭では分かっていても、
沢登りではどうしても
「無意識で歩く時間」が生まれる。

その無意識で歩いている、
難所とは程遠い時間の瞬間に、
岩の頂点に乗ってしまいスコーンと滑る

それを避けるのは、
困難なんじゃないだろうか。

事実今回も、一回スコーンと滑ったが、
阿武隈川ほど致命的な滑りではないので、
怪我はしなかった。

上記はフェルト派からラバーに挑戦するときの、
絶望的課題だと思う。

これの克服には、フェルトで遡行中も、
「無意識では岩の頂点に足を乗せない」
レベルにまで、
自分を矯正しないと厳しいような気がする。

ただ、足そのものが強くなるのは、
フェルトだと思う。

⑧大滝とシステム

大滝

パカーんと開けていて、
なかなか面白い空間であったが、
水が少なすぎて、滝壺にも淀みがあった。。

スローシャッターを用い、
滝にも接近したりして、
少しでも印象をよくなるように操作。

この滝をUPしたら、
「むしろフォロワーが減る」
とまで、酷評された渇水。
(もちろん冗談)

皆さんの貴重な時間に対して、
申し訳ない気持ちでいっぱい。

【カリガネソウとマルハナバチ】

お花とハチの組み合わせが良かった。

さて、左から登るも30mでは怪しいので、
8m弱登ったテラスでピッチを切り、全員集合。

このような場合に全員がセルフを取るためには、
長いスリングがあった方が良いが、
それ(240)は上で使用したかったので、
ここは60cmを使用。

中間のテラス用に、
180あたりを買おうと決意。

ここから登り、真ん中よりやや上で
ハーケン支点を確保。

滝を登り切る手前あたりで、
ロープがいっぱいになってしまった。

良い支点が取りづらい場所。

灌木を4~5本束にしたのを2束。

そしてハーケン1枚と計3カ所から支点を取って、
構築するのに10分ちょいかかってしまって、
時間をかけすぎてしまう。

今回は、滝の撮影的な良さはないので、
トレーニングとしていろいろやってみるのに、
絶好の機会。しっかりと練習できました。

⑨TSUMEトレ

この後はひたすらの登り。

特にめちゃんこ滑りやすくなる。

先週からボルダリングを再開したのもあって、
小滝を越えるムーブには余力を感じた。

日向山は遠い。

右俣に入る。

稜線まで谷状に詰めると
相当な標高差があるが、
ここは途中からトラバースを開始。

根曲りのブナ!!!

最後に40m弱登ることで、
登山道に這い上がることができた。

⑩下山と負傷

登山道は極めて歩きやすい。
途中一部の鎖場は急。

途中見たすごいスラブ

後ろのはんぺんさんと、アンさんが、
全然やってこないので、一体何が?!
と思っていたら、

はんぺんさんが、
半月板を痛めた足に痛みが再発してしまっていた。

そのため、3名で荷物を分けて、
負担を楽にしていただく。

歩きやすい道だったので、
予定よりもかなり早く下山することができた。

ログ

⑪取り返す

この後、看板に書いてある虹の滝を目指す。

あっきーさんは
越後沢右俣大滝の道中で既に見ているとのことで、
残り三名で訪瀑する。

2条4m滝

この2条4m滝自体が、
日向沢の全滝を超越している。

本日の渇水具合から最悪の事態も想定したが、
潜流瀑なのでしっかりと流れていた。

少し撮った後、河原に接近すると、
あまりの場の良さに驚嘆する。

・今日はここに来る予定だったんだよね?

・あれは前座だったね!

と、日向沢とのギャップが凄すぎて言いたい放題。

ポートレート

萌気園さくり温泉 健康館で風呂。

⑫風呂→ラーメン→帰路

はんぺんさんの膝は、
減量や膝回り、下半身の筋肉をつけるなど、
対策を打つ必要があるようです。

ご飯は閉まっていたので、
六日町インター近くのラーメン屋
「無尽蔵」に向かう。

ここで僕はあっきーさんと共に、
荻窪を目指す。終電に余裕で間に合い解散する!

と思ったら、スーツを忘れてしまい、
戻ってきていただき、ご迷惑をおかけしてしまう。

豪雨の可能性を考慮し、
慣れない自宅最寄りの駅を目指したが、
痛恨の乗り換えミスが生じ、
最終的にゴロゴロを引きながら30分歩くという
悔しい展開で幕を閉じることになった。

完!!!!

【今回のジオ】

三国川の石は非常に良いものが採れた。

特に蛇紋岩と思しきものと、
凝灰岩は美しすぎる。

バラエティもあり、
素晴らしきジオフィールド!

⑬まとめ

POINT

①長い梅雨が終わって渇水期に入った。そういう状況下でこの手の沢は乾きあがる。

②お花やハチ、ジオや、虹の滝など本来以外のところで救われた

③秋に向けて色々整えていこう。

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