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里が近い山の中に
この険しい谷があります。
事前とのイメージギャップや実力不足、
沢始めとしてのミスチョイスもあり、
大滝を見た後で撤退しました。
沢の厳しさに打ちひしがれましたが、
素晴らしい滝がありました。
↓ボウズクリの滝と同じく近くの拠点の位置
訪問日 2014年3月9日
活動の形態:中級滝巡り / 電車
感動度(大滝):けっこう
ボウズクリの滝の後に来ました。
青い橋を渡った後、
左側にいってぶつかる川が火打沢(ひいちさわ)です。
この上から入渓しました。
こんな感じです。
ルート図にはない堰提があって、
左の急斜面から巻きましたが、
不安定で危険がありました。
堰提を超えると滝が見えてきます。
F1(その沢で下流から1こめの滝)
の上にもはるか高く滝が見えます。
ここは、左からも2筋の滝がおち、
【滝広場】を形成しています。
(ブログ イガイガの丹沢放浪記さん参照)
まず、
この渓谷のスケール感が想定外でした。
もっと幅の狭い暗い谷
だと思っていたんですが、、、
とにかく右から巻いていきます。
足場の悪い巻きが続きます。
【巻き】は要するに、
滝を越えていくためにサイドの斜面を
弧を描くように登っていくことです。
するとすぐ上のF2が見えてきます。
なかなかに存在があり、立派な風景。
さらに進むとF2と
その下のF1が同時に見れます。
そして大滝です。
3段30mの大きさ。
有名な渓谷の主要な観光スポット
としてありそうな滝がそこにはありました。
昇仙峡の仙娥滝みたいなイメージです。
水量はぜんぜん少ないですが。
この滝自体けっこうよかったんですが、
連なり方的にF1からここまで一つの滝
とみなすこともでき、
(例えば不動七重の滝が
一つの滝と認識されているように)
これらを一体でとらえた際には
かなり良い滝だと思えました。
里近くにこんな滝がという
ギャップと恐怖感ある急傾斜の中にいたことで
かなり心動かされる滝となりました。
この後肉体・精神的限界を感じ、撤退を決意。
大滝を高く巻きすぎて、
その後のゴルジュ帯まで降りていくのが
精神的にきつすぎました。
さっきの堰提を巻いて戻るのは不可能
だと思い、右サイドのどこかにあるはずの
不老山登山道にぶち当たろうと
必死に登りつづけました。
けっこう大変でしたが、
結果的に登山道に出ることができ、
(この奥側の道にたどり着いてここへ)
登山道を30分くらい下って、
元の場所へ戻れました。
結果的にいい滝も見れたんですが、
悔しさも残る沢となりました。
次はサークルで伊豆に行きます。
Step1 山北町山市場へ
Step2 橋を渡って左へ
Step3 滝を目指す
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