滝の関連書籍
おススメの本を紹介します。
日本の滝1000シリーズ
竹内俊信+日本滝写真家協会 [学習出版社 2001・2002年]
A4サイズの大きめの本ですが、
写真もきれいで、
全ての滝に所在地のマップつきという凄さ。
合計1000の滝がのっています。
このシリーズがあれば、
滝めぐりの基本的な
リサーチの精度が上がります。
重量があるので、
実際の滝には該当ページのコピーや
写メなどを活用するといいと思います。
一冊2800円です。
日本の名景 滝シリーズ
鉄 弘一 [光村推古書院 1999〜2001年]
大学に入る直前に購入し、
3年近く滝めぐりの相棒として、
活躍してきたシリーズです。
合計300滝の写真(+700滝のアクセス)が
コンパクトなサイズにまとめられています。
基本的な滝が整理されているので、
遠征のたびに読みなおしています。
写真としての美しさに
こだわっているがゆえに、
滝の全体像が
よくわからないのも一部ありますが、
全体的に役に立ち、
活躍してくれるシリーズです。
一冊1600円。値段相応の価値はあります。
ニッポンの滝 100選
北中康文 [学研パブリッシング 2012年]
滝のカメラマン北中さんの本です。
地域的にある程度、
どの地域も載せるような構成になっているので、
本当に北中さんが
日本のベスト100と思っている滝が
そろっているかは疑問ですが、
とにかくコンパクトで、
写真もきれいで、とても良い本です。
定価は580円です。
この滝がすごい
チーム滝通 [中経の文庫 2013年]
今までの本は
滝カメラマンによる作品集の側面が
非常に強かったですが、
この本は滝巡りを目的とする人が
その熱い滝との格闘記録を
つづっている本として希少価値が高いです。
ストーリーとしては、
三沢大滝で林さんとオフ会のリーダーが
出合う場面が感動的でした。
この先3年間くらいでどの滝も
業界のスタンダードになってくると思います。
沢登りメイン
この本も愛用してきました。
徐々に行ったところも多くなりましたが、10年は遊べる名著です。
関西版です。滝好きの場合は、遡行しきるのではなく、目的の滝までのピストンがメインですが、十分すぎるほど活用できます。
豊野さんの本。中級以上の沢登りがメインだが、どれもこれも憧れの素晴らしい谷がずらりの連なる。
丹沢沢登りの決定版。丁寧に描かれた200ルートには感動を覚える。
少し古い多い。ずしも1冊目には不要だが、大判でイラストも多い。
成瀬さんの沢登りの一冊ですが、
沢登りをやらなくても、その考え方や、
生き様からは学ぶものは大きいです。
・秘瀑
川崎さんの一冊で台高山脈の、
普通は行けないような秘瀑が
わんさかのっています。。
が、ほぼ売り切れていて
プレミア的な一冊になっています。
その他 滝関連の本
北中さんの滝の紀行記で、
全国を駆ける滝めぐりの醍醐味が伝わってきます。
また最後の300選のリストは
全国的な滝めぐりの1つの指標になります。
20年以上前に発売された、
永瀬さんの滝紀行記です。
滝めぐりの原点が凝縮されている名著で、
滝の昔の姿を知ることもできる貴重な一冊です。
市町村合併前の日光の滝々が水系別に、
歴史と合わせて載っている貴重な一冊です。
色はほぼ白黒です。
・黒部物語
少しマニアックな一冊です。
著者は今はガイドをやられている登山家志水さんで、
「引き返す勇気」への違和感に関しては、
納得しました。
日本の全河川
(細かい支流まではないです)が、
掲載されいている分厚い辞典です。
読み方を調べるときに使っています。