「滝」というジャンル
①趣味としての滝の位置づけ
世の中には様々な
趣味やライフワークがあるもので
メジャーなもの、マイナーなもの
アウトドア、インドア等多種多様に存在します。
そんな中で「滝」というジャンル。
そもそも
そんなジャンルがあったのか
という方も多いかもしれません。
![](/wp-content/uploads/2023/10/Mototaki_E.jpg)
【ジャンル「滝」の特徴】
・水系のアウトドア
・マイナー(現時点では)
・観光?本格的アウトドアまで幅広い
その人の滝への関わり方によって
定義は様々なんですが、
僕の今の定義は
①滝壺への到達 or 可能な限りの接近・滞在
②その到達におけるプロセスを楽しむ
③関わりながら自身の成長も兼ねる
という①~③を目的としたアウトドアです。
(僕は「滝」という言葉を
滝そのものを表す場合と、
滝というジャンルを表す場合両方に使っています。)
②登山・沢登りとの違い
その1 登山と滝の違い
「登山」と「滝」の違いは明瞭です。
![](/wp-content/uploads/2023/10/Chokai_mountain.jpg)
それは目的地の違い。
登山が山の頂上を目的地とするのに対し、
滝は山中の目的の「滝」を目的地とします。
例えば東京奥多摩の川苔山(かわのりやま)
という山の登山道の途中には
「百尋の滝」という滝があります。
こうした場合、
登山と滝とで同じ道なのに、
どこまで行くかが変わってきます。
その2 沢登りと滝の違い
沢登りというのは
マイナーなアウトドアで
川沿いに登って行きながら沢>(山の中の小さな川)を
楽しむことを目的としています。
![](/wp-content/uploads/2023/10/Goraiko_7.jpg)
その沢の途中には
多くの滝がありますが、
沢登りの人はその滝を登っていきます。
少し秘境の滝になってくると、
沢登りをしないと
見れない滝があります。
そのような時、滝の人は沢登りをしますが、
あくまで目的地は滝であって、
沢を楽しむことは次の優先順位となります。
③滝のジャンル分け
開発の程度、人数の大小によって
大雑把に分けると以下のようになります。
その1 観光滝
多くの方がこれまで目にしてきたのは
おそらくこの観光滝です。
![](/wp-content/uploads/2023/10/Jion_C.jpg)
観光滝とは観光のために滝周辺で、
遊歩道の整備や観瀑台の設置などが行われ、
観光目的で多くの人が訪れる滝のことです。
有名どころでは、
・華厳の滝(栃木 日光)
・吹割の滝(群馬)
・袋田の滝(茨城)
・浄蓮の滝(静岡)
・箕面の滝(大阪)
などがあります。
![](/wp-content/uploads/2023/10/Minoo_C.jpg)
これらの観光滝は
もともと素晴らしい滝が多いのですが、
開発がされすぎて、昔の景観とは一変し、
自然ではなく、「不自然」な状態
になっている滝が多いです。
その2 普通の滝
観光滝とまではいかないものの、
普通に遊歩道などは整備されていて、
道に迷ったりする恐れもなく、
たどり着ける滝です。
![](/wp-content/uploads/2023/10/So_C.jpg)
例)
・惣滝(新潟)
・銚子ヶ滝(福島)
・瀬戸の滝(広島)
その3 秘境の滝
秘境の滝は
現地での案内が不十分であったり、
沢登りを必要とするような滝です。
秘瀑(ひばく)ともいいます。
![](/wp-content/uploads/2023/10/Matsumi_C.jpg)
例)
・早戸大滝(神奈川)
・茶釜の滝(秋田)
・松見の滝(青森)
このように同じ「滝」でも
観光滝から秘瀑まで多種多様であり、
様々な楽しみ方ができるのが、
滝というジャンルの特徴と言えます。
④サイト説明
その他滝に関する基本的なことに関しては、
基礎知識を見てみてください。
また有名な滝に関しては、
有名な滝にまとめてあります。
個別ページもたくさんあるので、
データベースから見てみてください。