滝いろ|石楠花沢右俣大滝

活動記録



石楠花沢右俣大滝

石楠花沢右俣大滝—【埼玉県 秩父市 大滝】—

コメント

荒川の源流域の中で、
滝的にも沢的にも目立たない大血川流域。
西谷支流の石楠花(しゃくなげ)沢には、
流域随一の30m大滝が存在します。

滝の記録

訪問日 2015年10月31日
活動の形態:中級滝巡り/レンタカー
感動度:けっこう

①入口から道へ

林道入口が先人の写真と少し違ったので、
先まで行ってちょいと迷いました。

【2条8m滝】

西谷沿いの道はタカノス谷出合過ぎで終了します。

②連瀑帯の突破

川を歩き始めてすぐに二俣。

→の本流(ワレイワ沢)を見送って、
左の石楠花沢へ直進。その後しばらくガレ場を通過。

すると、
石楠花沢の左右の俣を分ける、
両門滝が姿を現しました。

なかなか雰囲気が良かったですが、
水量がかなり少なくて遡行意欲が激減しました。

大滝は右俣にあるので、
向かって右の岩場を登ります。

【右俣 2段7m滝】

【上段 チョックストーン滝】

この滝の突破が
右俣大滝到達の最大のポイントです。

沢の先人の中には手こずらないで
直登してしまっている人もいましたが、
今回は修行不足で出来ませんでした。

高巻きで選んだのは、左岸。

厳しい傾斜を繋いで行って
落ち口上まで上がってからは、
間隙を縫ってのひやひやトラバース。

お助け紐をだしました。

③中が抜ける

大滝はこのようなCS滝の上、
左右が狭まった険しい地形に落ちています。

規模感は大滝と呼べる30mクラスで多段。
真ん中左付近の空洞が実に個性的で、
この滝の魅力的なところです。

空間的な立地やポテンシャルは高いので、
緑の季節に水量豊富で行ければ
より美しい姿が見れると思います。

ちなみに下りは右岸から
ロープを出しましたが、思いの外簡単で、
大滝到達も右岸がオススメです。

その後、秩父の第31番札所(ふだしょ)である
鷲窟山観音院に合わせて滝も見ました。

アクセス

Step1 大血川西谷へ
Step2 林道入口を間違えない
Step3 30分ほど進む
Step4 右俣連瀑を越える

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