軍刀利沢の滝
軍刀利沢—【東京都 西多摩郡 檜原村 南郷】—
コメント
沢が少し好きになる、
そんな魅力が軍刀利沢にはありました。
東京檜原村の沢登りです。
↓生藤山の西に詰め上がります。
滝の記録
訪問日 2015年7月25日
活動の形態:沢登り(2名) / レンタカー
装備:沢タビ, 7mm30m×1
感動度(大滝):まあまあ~けっこう
①檜原村へ
奥多摩での沢登り。
先週の活動で
左の足首を痛めていたんですが、
約束をしてたこの土日の活動…
沢の読み方は「ぐんだり」
リサーチでは滝の直登が多いようで、
傷めた足で対応できるか少し不安。
奥多摩の中でも今回は、
北の奥多摩町ではなくて、南の檜原村。
秋川水系のエリアとなります。
駐車後、30分前後歩いて入渓点に。
②F1とチョックストーン
明瞭な踏跡から矢沢に降りると、
目の前はちょうど軍刀利沢の出合。
谷はゴルジュ的な地形になっていき、
これぞF1っぽい滝には
先行パーティがいました。
普通に登ることができます。
そして
いくつかの滝を経ていくと、
3mのチョックストーン滝があります。
これを登ってる最中に、
痛めていたのと逆の足がつりかけて苦戦。
③8mナメと大滝
チョックストーンの上には、
すぐに8mのナメ滝が待っています。
少し高度はありますが、問題なく突破。
その先には大滝があります。
軍刀利沢の大滝
この沢で一番見事な滝。
直登率が高いこの沢の中で、
滝見のポイントでした。
ただこの軍刀利沢は、
今までの滝体験とは違うものを感じました。
見応えある滝、美しい滝もありますが、
コースがコンパクトで、滝の配置に関しても、
ある意味完成されていて、
1つの滝を切り取って
どうのこうのではなくて、
「全体としての軍刀利沢」を
体験することができた気がします。
高い位置から見下ろした大滝は、
なかなか秀逸な姿でした。
④シャワーを越えて
大滝は右から巻きます。
↑ 5m滝
この滝は思いっきりシャワー。
ガイド本にはつっぱりとありました。
ただ普通に足場はあり、
突っ張ったほうが危険なのではと思いました。
この後も基本全て直登。
高さ10mくらいある急傾瀑は右から巻きます。
終盤はルートがわかりづらくなります。
水が多い方を辿って行き、
下のCS滝まではあっていました。
三国峠に直接出る道からは外れて
やや左側に詰め上がりました。
⑤下山
看板がある三国峠までは
ちょっと迷ったのち、
高い所に登って行ったら到達。
土地の平らさにびっくりしました笑。
この後は、軍刀利沢の
左岸尾根を下る下山路を選択。
とても歩きやすい道が続きながらも、
ところどころわかりづらいところあるので、
読図の練習にもなって楽しめました。
最後は熊倉沢に降り立って終了。
川沿いに下って駐車スペースへ。
あまりにコンパクト。
そして意外と登れました。
少しは上達したのか?それとも…
なんとか軍刀利沢をこなし、
翌日は日光の赤岩滝です。
アクセス
Step1 檜原村へ
Step2 矢沢林道に入る。
Step3 車は進める所まで
Step4 踏み跡があるところで入渓