滝いろ|佐賀の観音滝

活動記録



観音の滝

七山 観音の滝—【佐賀県 唐津市 七山滝川】—

滝の記録

訪問日 2013年9月23日
活動の形態:お手軽~ハイキング
感動度:まあまあ

①九州本土最後の100選

長い九州遠征も終わりに近づき、

ここの観音の滝が
本土最後の100選滝となりました。

一つ前の見帰り滝と同様、

駐車場が2か所あります。

下から歩きましたが、
今回は途中に3つも
滝があったので良かったです。

②限定されるポジション

多くの方が訪れていました。

落差は45m。迫力もあり、
かなりポテンシャルを感じる滝でした。

しかし、柵があって、
近くからは滝を正面で見ることが出来ません。

③観音の滝の事故

観音の滝では
以下のような死亡事故が起きています。

2010年8月:男性が遊泳中に死亡
2008年7月:遊泳中の女性が死亡

「滝見」ならともかく、
「遊泳」目的で来た方々の死亡事故の蓄積が
このような現状を生んでいました。

残念ですが、
観光地としては致し方がないでしょう。

その他歴史としては、
秀吉お気に入りの女性「広沢局」
に関する眼病治癒の伝説があります。

⑤その後

帰り途中によろうとした
福岡県の白糸滝は車と人が多く、
駐車できずに引き返しました。

そこから北九州市の小倉までは
けっこう遠かったです。

総括すると最高の滝々に触れて
パワーアップできた九州遠征でした。

⑥水力発電

観音の滝周辺では、
水力発電計画が持ち上がっています。

当初は滝の上流に
取水口を設置予定だったのですが、
景観の変化を危惧する住民の声により
取水口は滝の下流へ変更。

その分発電量も5~6割に減少することに。
(2017年1月の話)

水量が減らないような計画だったようですが、
「人工的に取水された後、流れている水なんだ」
という感覚は多少醒めてしまう部分も
確かにあると思います。

クリーンなエネルギー自体は
凄く大切なものだと思いますが、

そこに対して地域社会の気持ちや、
滝景観の維持という問題は
深い問いだと感じました。

アクセス

車の場合:
Step1 唐津市の七山滝川を目指す
Step2 駐車場から歩く

バスの場合:
Step1 筑肥線浜崎駅へ
Step2 バスでななのゆへ(19分 500円)
Step3 駐車場まで徒歩38分前後

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