滝いろとは?

「滝いろ」は、2009年から続けている滝めぐりと、
その中で見てきたもの、感じてきたことを残している個人サイトです。

はじまり

もともとは、個人の滝めぐりの記録と、
大学時代に立ち上げた日本初の大学公認 滝めぐりサークル
「Splash! (通称滝サー)」 の活動ページを兼ねていました。

2012.9 不動大滝

2012.11 七ツ釜五段の滝

当時のサイト名は 「splashers – 滝をめぐるものたち」

自分が見た滝を残すこと。
仲間と訪れた場所を記録すること。まだ見たことのない滝を探しに行くこと。

そうした活動を続ける中で、少しずつ記録が増え、地域ごとのデータベースを作るようになり、滝へ至るまでの旅や遡行、仲間との出来事も、このサイトの大きな部分を占めるようになりました。

全国の滝をめぐる

2013年には全国の滝を集中的に巡り、日本の滝100選だけでも新しく70本以上を訪ねました。

2013.5 大杉谷 七ツ釜滝

2013.7 桜江 龍頭ヶ滝

2013.9 栴檀轟の滝

2013.11 御来光の滝

先輩たちから学ぶ

2015年頃から少しずつは、個人で滝を追いかけながら、滝の先輩たちと同行する機会も増えました。自分ひとりでは知らなかった場所や滝の見方、山や沢での判断、そこへ至るための技術など、先輩や師匠と呼べる人たちから多くのことを学びました。

2015.5 蓮川 布引谷

2015.9 双門の滝

2016.7 吾妻 中津川 熊落滝

2017.5 黒桂河内 ニノ右俣大滝

出会いと奥地での活動

2018年には、このサイトを通じて、今にもつながる大きな出会いがありました。

2018.7 南ア深南部 リンチョウヒカゲ沢 ヒスイの滝

2018.8 池郷川 小又谷

2018年から2020年までは、高い頻度で奥地の活動を続け、沢を遡り、滝を越え、簡単には辿り着けない場所へ向かうことも増えていきました。

2019.5 屋久島 宮浦川 龍王滝

2019.9 内之倉川 七滝沢

2020.8 前鬼川 不動七重の滝

2020.9 朝日又沢

活動の変化

2021年から2024年頃は、仕事や生活の変化によって活動頻度を大きく落としましたが、それでも完全に止まることはなく、時間を作って滝へ行き、記録を残し続けました。

2021.7 日原川本流

2022.10 下ノ滝沢

2023.9 小俣川

2024.5 小室川谷

2025年からは、もぐとの活動を始めています。

2025.6 ハンガレ沢

2025.8 釜の沢

2026.5 前鬼川

2026.8 栗原川

「難しい場所へ行く」だけではない活動へ

かつては、自分自身の経験や技術を高めながら、より難しい場所や、より奥にある滝へ向かっていく側面が強くありました。今はそれだけではなく、一緒に良い景色を見に行くことも、活動の大きな軸になっています。

道中を楽しみ、同じ景色を見て、その時間を共有する。そうした中でも、滝との関わりを深めています。並行して、これまであまり行けていなかった地域を訪ねるなど、全国の滝めぐりも少しずつ続けています。

「滝色」から「滝いろ」へ

このサイトには、途中まで 「滝色」 という名前をつけていました。

きっかけになったのは、
大学2年生くらいの頃、原宿で買った水色のリバーシブルのマウンテンパーカーです。

2012.9 大湯川 止滝

ターコイズブルーからセルリアンブルーのような色をしていて、その色を自分の中で「滝色」と呼んでいました。

そこから、「滝の色がある日常を」という感覚につながり、サイト名にも「滝色」を使うようになりました。

2019年頃からは、ひらがなの 「滝いろ」 に変えています。

2025.10 南木曽 大洞

2026.2 能登 桜滝(男滝)

ひらがなの方が柔らかく、その頃の自分の感覚に合っていたこと。また、「色」という漢字が持つ意味を以前より意識するようになり、それが当時の感覚とは少し違うように感じたことも理由のひとつです。今では平仮名表記が一番しっくりきています。

4444本の滝を見て

これを書いている現在、これまでに見てきた滝は4444本になりました。

全国各地の滝を巡り、観光地として知られる滝から、沢の奥にある滝まで、長い時間をかけて実際に見てきました。ロープワークや地質、歴史など、自分より深く知る人はいくらでもいますし、まだ知らない滝もたくさんあります。

それでも、実際にその場所へ行き、見て、歩き、ときには登りながら、長年にわたって記録を積み重ねてきたことは、このサイトの大きな土台になっています。

身体感覚から、世界のあり方を見る

現在は、「身体感覚から、世界のあり方を見る滝の記録」という言葉を掲げています。

滝は、同じ場所でも、季節や水量、その日の身体の状態、一緒にいる人によって見え方は変わります。長い道のりの先で初めて見えてくるものもあれば、何度も訪れることで、以前とは違うものが見えてくることもあります。

自分の身体を通して場所に触れることで、その土地や自然だけでなく、自分が何を美しいと感じ、何を怖いと感じ、どこに価値を見いだしているのかも少しずつ見えてきます。

「滝いろ」に残しているのは、滝そのものの記録であると同時に、そうした経験を通して世界をどう見てきたのかという記録でもあります。

データベースも、沢の記録も、仲間との冒険の記録も、その延長線上にあります。

これからも、実際にその場所へ行き、
自分の目と身体で確かめながら、できるだけ嘘のない形で残していきます。