滝いろ|滝のウェア

ウェアを大切にする意識 (2019-20頃)

ウェアを大切にすることが
結果的に経費を安くできる…

下記に記載しますが、
酷使しまくったノースフェイスの
クライムベリーライトジャケット。

これは使用開始から4年2ヶ月で
修理不能宣言をされてしまいましたが、
毎回普通の洗濯物と一緒に適当に洗ってました。

買った購入品が寿命に近づき、
次のものを購入したことで、
手入れを怠ることが如何に損失になるか。

最近それを痛感しました。

ポイント

・アウトドアウェアは他のものと一緒に洗わない
・専用の洗剤を使う(柔軟剤等が入っていない)
(finetrack オールウォッシュ)
・ネットを使う
・ものによっては手洗いで洗う
・メーカーの手入れに関して記載した紙を捨てずに保管して見返す。

今までの使用歴史と感想

レインウェア

もともと寒すぎないために、
上に羽織るウェアぐらいにしか考えてませんでした。

その1 滝色マウンテンパーカー

2010~13年
(中国大陸・苗名滝・早戸大滝…)

単なるマウンテンパーカーで
アウトドア用ではなかったですが、
この色が滝マインドを高めてくれました。

その2 クライムベリーライトジャケット

使用時期:2013.5~2017.7 (メインとしては)…
(伊勢沢以降多数使った戦友…
購入時は4万越えの高級品ウェア)

4年間の酷使と不適切なケアの結果ボロボロに。

メーカー修理は不可能も、
剥離部分を接着剤とパッチにて補修、
サブでの使用は継続中です!

圧倒的に軽く、
これだけ軽いわりには丈夫だと
僕は思ってます。

滝の遠征にて継続遡行ではなく、
夜に車に戻るような活動の場合。

汚れたウェアを再度着るよりは
毎日汚れてないものを着れたほうが良く、
そういう意味で非常に価値を感じました。

→継続中だったのですが、
仲間との活動で車に置き忘れたら、
そのまま消滅してしまいました。。。笑

その3 FT エバーブレスフォトン

使用時期:2017.7 – 2021.9
(尾白川・万太郎・アシド…
2.6万弱の高級品)

使用初日に、岩ですって穴が空くという
衝撃的なデビューでしたが、着心地は良好です。

メーカーの対応は丁寧で、
速攻修理用キットをいただき、左ポッケ周辺は
もはや補修箇所だらけに…笑

藪屋系滝屋や、沢登りメインの人は
フォトンじゃなくて、より丈夫な
バリオが良いはずです。

最近はサブ使用になっています。

僕は軽さや修理可能なこと、
さらにカラーの部分でフォトンでよかったと思ってます。

4年弱使用していると穴に加えて、いろんな箇所でできたカビが落ちなくなって、手放しました。

その4 モーマット コモドジャケット

使用時期:2018.8-2022.5頃
(各地で使用…
2.33万弱の高級品)

国内の代理店はデサント。
(本社は大阪市天王寺区で東京オフィスが豊島区目白)

使用後10ヶ月近く、
マムートの製品だと勘違いしていました。
川苔谷参照。

とにかく軽いこと、そして、
ちょっと伸びる素材であることが印象良いです。

左右のポケットはかなり大きいので、
そこに入れると、ハーネスを締めた祭、
物が挟まってしまうので、

ハーネスを締める前に、
一旦ポケットの物は出すことが必要です。

残念ながら沢登りで
十分耐えられるほど耐久性は強くなく、
どうしても最近、穴が目立ってきてしまいました。

同様の状態で、
ファイントラックさんは修理可能でしたが、
デサントさんでは修理不可とのことで、
沢登り用ウェアとしてはお勧めできません。

2021.7 三つ峠 マルチピッチ、2022.4 沖小黒沢でも使用

その5 サンダーパス (パンツ)

モンベルのレインウェアですが、
パンツだけ持っています。

風を防いでくれて、
恐ろしく軽いです。

小さくまとまるので、
例えば沢登りして下山時の稜線歩きで
履くとか使い勝手がすごく良いです。

→地方のレンタカーにて置き忘れて、
再び見つかることはありませんでした。

ハードシェル

もともと冬の防寒着的なものとして使っていました。

その1 ウインドブレーカー

使用時期:2002年~2014.3
(西沢渓谷・東海遠征・御来光等・ボンクラ沢…)
中高の部活時の名残になります。

多少はあったかく、何より部活の精神が蘇って、
心に火がつくアイテムとして活躍しました。

アウトドアウェアではなく、
老朽化も進んでいたため、12年の役割を終えました。

その2 Phenix PH452ST10 Spantik

使用時期:2014.10-2019.3
(澗満滝, 鳥屋待沢, 絵馬小屋, 阿武隈川, 中津川等多数)
正式には「3L Jacket」がつきます。

換気ができるので
暑くなっても多少使えるのと、中に着込む事で、
瑞牆山など冬山も登れました。

真夏以外は朝の防寒着としても、
だいたい持って行っていたような気がします。

ケアは適当ながら2年半近く使った事で
左胸ポケットのファスナーが壊れ、
修理を依頼したらそこだけで
8000円かかるとのことでした。
(修理は一旦保留に) → 2019.3 手放す

ドライレイヤー

ファイントラックが打ち出している概念です。
肌に一番近い素材に、撥水加工を施して、
一瞬で汗を引かせるらしいです。

アクティブスキン

2017年7月~

Lサイズを導入してみました。
これ+アクアボディ+フォトンの組み合わせで
8月曇りの万太郎本谷を泳ぎましたが、
寒さはほぼ感じなかったです。

「水中保温性はなんだかありそうな気がする」
というのが実感です。

使用2回目ぐらいで、
ちょっと穴が空いたのがショックです。

※ 2025.1 追記

2025年1月に至るまで穴がいくつも開きながら使っていましたが、買い替え検討にあたり、調べてみたところアクティブスキンの名前は消えており、下記のようなラインナップに増えていました。

  1. Cool: 涼しくドライ
    • 夏場や高温環境での使用に適したモデル。
  2. Basic: 基本のドライ
    • 年間を通して幅広く使用できるスタンダードモデル。
  3. Warm: 温かくドライ (アクティブスキン®シリーズの後継)
    • 冬季や低温環境での使用に最適。
開発コンセプト
  • 目的: 「肌をドライに、体温を守る」
  • 背景: 汗冷えや濡れ冷えの問題を解消するために開発。
    • 汗で濡れた衣服が体温を急激に奪う問題(特に水の熱伝導率は空気の25倍)。
    • 一般的な速乾ウエアでは対応しきれない汗の量や冷え。
使用方法
  • 肌に直接着用し、その上に吸汗速乾ウエアを重ねる。
  • 撥水性のある極薄メッシュ生地が、汗を肌から素早く遠ざけ、ドライな状態を保つ。
効果
  • 汗冷え・濡れ冷えを軽減:
    • 肌の濡れを防ぐことで、登山やアウトドア活動の安全性と快適性を向上。
    • 体温と体力の消耗を抑える。
用途 (滝的に)
  • 季節やアクティビティに応じた使い分け:
    • Cool: 真夏の灼熱ゴーロ歩き系、滝めぐりなど。
    • Basic: 5-6月 / 9-10月 中心
    • Warm: 泳ぎ系の沢登りや寒い時期の活動全般。
      • 僕は人より寒がりなので上記のようなイメージで考えますが、全て揃える必要もないかとは思います。

開発の背景
  • 汗や雨による濡れ冷えがアウトドアスポーツの大きな課題。
  • 吸汗速乾ウエアでは解決が難しかった「濡れ戻り」問題を克服するために開発。

ベースレイヤー

ファイントラック的には
ドライレイヤーの上に着るレイヤーのようです。

アクアボディ (モンベル)

2015年~

モンベルのアクアボディの上下を使用していました。

やはり一定数使ったことで、数カ所穴が空きましたがこれは想定の範囲内です。

可もなく不可もなく、
「なんとなく保温性を保ってくれている」
そんな感覚がありました。

パンツの方が最近履いていると、
非常に痒みを伴うようになってきて、どこかのタイミングで処分しました。

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