滝いろ|高隈山の万滝
高隈山の万滝
高須川 左俣 万滝【鹿児島県 垂水市 新城】
滝の記録
訪問日 2019年4月29日
活動の形態:ハイキング (単独) / 車
装備:キャニオニア3 撮影機材
感動度:けっこう
①大隅半島へ
改元をまたいだ今回のGW10連休。
今年は屋久島を選択。
鹿児島空港に降り立つ。
僕は一日、鹿児島の本土で
自由時間を作っていた。
天候は雨。
行き先は大隅半島に絞った。
②垂水市 高隈山
まずは高隈山の万滝と白滝へ。
この2本は高須川の左俣と右俣に別れているのだが、
結構分岐から離れており、
アプローチ拠点が異なっている。
まずは、万滝へ。
拠点となる、国立大隅青少年自然の家、
キャンプ場のつどいの広場が駐車場であるが、
広い駐車場、連休だというのに、車はゼロ。
最近は有効に活用されていないのかもしれない。
歩き始めると、
サバイバル万滝コースなるものが道を示す。
なかなか厳しい登りが続き、
登りきったら、とんがり山。
同じくらいの等高線が続いていく。
渡渉はないが、支流。
川の様子は荒れていた。
③過酷な風
55分ほどで到達。
落差は45mくらいあり、
雨で普段より水は多いはず。
撮影条件は劣悪。
突風で骨組みがひっくり返る、傘。
容赦無く注ぐ、雨。
④苦行
滝巡りとは何なのか。
沢ルートではない場合特に、
「苦行」的な時間帯は多い。
必ずしも、滝前の感動で
報われているかと言えばそうとも言えない。
ある意味、徳積みなのかもしれない。
自らに苦行を課すことで、何かの罪を、
洗い流そうとしているのかもしれない。
けれどあまり、
頭で考えてもいけない気もする。
滝は、腹で感じる必要があるのだ。
下りに見た、
鹿児島湾を含めた丘からの景色は良かった。
何かが洗われた気がした。
高塚林道の起点。
この丘から見渡せるルートは行きとは異なり、
勾配が緩く、景色も良いが、
結果的に林道歩きはかなり長くなってしまった。
神川大滝へと続く。