大峰 滝川本谷下部→笹の滝

本丸

訪問日:2026年5月3日
活動の形態:1級沢登り+α+β / レンタ / 2名
装備:フェルト足袋 (caravan), 20m×8mm × 2本
感動度:限りなく~異次元 (不動滝)
所在地:奈良県 吉野郡 十津川村

① 小森谷と足湯

前鬼川の翌日
起床して道の駅からすぐの、小森谷の滝を見にいく。

道から近いがひっそりとしたところになっている。

滝から戻ってくると、足湯の清掃も終わり、もぐが足湯に浸かっていたので、浸かる。

めちゃめちゃ体があったまり、本日の活動意欲もup。ヤマザキ開店直後に入って、調達後滝川へ向かった。

② 滝川の6段瀑

笹の滝の駐車場まで来ると、小雨が降っていた。ただ、予報では雨は上がり、14:00~15:00ごろまでは曇り時々晴れ予報 (晴れは11:00前後)だったので、今日もウェットスーツにて行動開始。

苅安谷は、林道沿いかも小滝が見える。

3条の滝

吹き出してる滝を横から

踏み跡を少したどれば、滝川の本谷だ。

降り立った

苅安谷の出合を対岸から

早速の立体的な滝

 滝川の世界へ

広い淵を従える6段瀑 (今日は突っ込まず)

巻くと近づける

上の4段が見事な構成

ここも格好良かった。

この段瀑は各セクションがとても美しい。水流沿いを進めば、なお面白いだろう。

③ 滝川の奇岩

トカゲの頭岩

桃割れ岩

そうして猫の耳岩ある5m斜瀑。

巨岩が印象的でここではゆっくりと時間を使った。

なんともいかつい岩だ

スラブ登り

④ アブミトレと渓谷美

少し先に岩が凹角になっているところがあり、凹角を登るトレーニングをやってみた

この右の箇所を登っていく

2本のカムがいいところに決まる

非常に面白いアブミ課題で楽しめたが、もぐがあと一歩届かない。

諦めかけたその直後、まさかのトライを宣言して、上の黄色いカムのところで踏ん張る…

しかし最後のマントルが通らず、巻くことにした。

渓谷美

卵岩と深い森

唸らされる

滝川の流れ

美しさが終始揺るがない

⑤ 滝川の6m斜瀑

溝を超えて

目に入ってきた美しく完成された斜瀑に降りるには体を岩にうまく使う必要があり、ここはもぐのためにロープを出した(岩に引っ掛けて)。

おお

この斜瀑前は理想的な滝前空間の1つだ

おおお

渡渉中正面から

⑥ 滝川の不動滝

左岸から落ちる赤い大滝…

本流の3条CS

3条の右側に回り込んだところ

凄い滝が見えた!

もぐ接近…

果敢に泳いで、たこ焼きホットプレート岩に乗ってしまった…

泳いで行ってしばらく見えなくなってしまったので、流されてないか心配になったが、どうやら手前側が流れが強く、乗り込むのが相当難しかったらしい。

右側のやや高度が低いところからもずりずりと上がるような動きが必要で、見事に上がってきた。

滝に近づくと、上のジグザグが見えて、いい感じだよ!とまるで滝屋のようなことを言うので、接近せざるを得なくなった。

回り込みたくなかったので、左側から足をついた状態での水中マントルムーブに挑戦。

一回は落ちてしまったが、2回目に気合いの一本で這い上がり、ホットプレートに上陸した。

圧倒的な造形美と迫力を体感。

帰りもギリギリ泳がずに渡ってこれた。少し小雨が降り始めている気がする。

左岸から脱渓を開始し、少しロープだした気がするが距離的にはすぐに林道へ。

⑦ 笹の滝

道を下っていって、そのまま笹の滝にいくことにした。

苅安谷 遊歩道に入ってから見える流れ

左岸の大岩壁

笹の滝が見えた

この辺りから近づいていく

実は滝のすぐ近くまで鎖が設置されていて、雨で濡れている中でも鎖頼りに近づいていけた。

ハンバガーの向こうに笹の滝

滝壺にて

全国の滝巡りをしていて、最も笹の滝へ行く気力があった2013年からすでに13年の月日が流れた。

記憶にないマリュドゥを除いた最後の100選の滝として、脳内で思い描いていた笹の滝と、五感で感じる笹の滝のすり合わせが行われていく。

苅安谷の遡行の時にみたい なんて思っていたけど、この日見れてとても良かった。

滝巡りとは何か、そんな問いかけをこの日この時、笹の滝の前でじんわりと感じていた。

⑧ 温泉 → 新宮へ → 那智勝浦

写真を撮り忘れたが、この後十津川の湯泉地温泉 泉の湯に向かう。

ここは、昔ながらの作りだが、温泉の濃さ・強さが今までの5日間で段違いで、シャワーから硫黄臭が強く、疲労回復感・温泉に入った感がびっしりで、満たされた時間となった。

この日の夜にも大雨が予想されていて、その大雨で新宮への道が封鎖されないように、新宮へ移動開始。

今回お世話になった奈良県ともいよいよお別れして、新宮駅近くで食事場を探す。

寿司・お食事処 かつ田 さんを訪問。

定食を選んだところ、刺身も蕎麦も美味。

そして地域の神社の保全組合のメンバーの男性(カビゴンT)の方から話しかけられ、希少な貝という「トコブシ」を2人でご馳走になった。トコブシは神がかっていた。

愉快な方で、その神社にも来てよ とのことで、翌日ぜひ行ってみようと計画を立てることにした。

那智勝浦の道の駅に車を勧めたところ、満車気味であり、かつ仮に東海地震などが深夜起きた場合、命はないだろうとのことで、大門坂駐車場へ移動。ただし、この日の夜新宮地域は時に風速10mを超える突風が吹き荒れていて、車を出てトイレに出るのも難儀するような状況だった。

スペーシアは縦に長く、車の向きを風に並行になるようにしないと、揺れやすいとのことだったが、そこまでの余力はなかった。突風の中最終日に向けて、眠りについた。