松見の滝
—【青森県 十和田市 奥瀬】—
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この年後半の、
遠征ラッシュの切り出しは
第二次秋田青森遠征からでした。
松見の滝は特に北中さんの
紀行本で魅力的に描かれていたことから、
行ってみたかった一本で、
遠征2日目に訪れることになります。
滝の記録
訪問日 2013年6月23日
活動の形態:中級滝巡り / レンタカー
感動度:かなり~限りなく
①奥入瀬の秘境へ
奥入瀬川にそそぎこむ黄瀬川(おうせがわ)に、
意識的に滝を見ようとしないと
絶対に目にすることはできない
素晴らしい滝があります。
それが松見の滝です。
片道約9kmの道を歩いていきます。
ショートカットの道もあるようですが、
道が荒れているということと、
正規の道ではないようなので
王道のルートを選択しました。
(黄瀬バス停からアプローチ)
②分岐ミス
朝一で歩きだしました。(6:23)
途中、くの字に落ちる滝が見えます。
この道は昔は車も通っていたようですが、
荒れてしまったため、
現在は徒歩のみの道です。
出発から40分程度で
まっすぐと右の分岐地点にきました。
GPSを見た所、どっちを選んでも、
合流していて、問題なさそうでした。
よって、直進しました。
③黄瀬川渡渉
しかし、
合流できる場所にいっても合流できず、
ただ、斜面の下に堰提があるだけでした。
引き返したら、
時間をロスすると思って、
堰提上流部分の黄瀬川を裸足で渡渉。
黄瀬川は粘土質で
なんともいえない渡渉でした。
堰提の真上部分も、
落ちたらおそらく助からないので、
ひやりとしました。
その後またも渡渉後、崖を急登。
無事対岸のルートに戻りましたが、
引き返してもあまり変わらなかったと思います(汗)
④看板と山道
長くだるい道をひたすら進みます。
スタートから110分程度で看板に到着。
最後の山道はヤブや横方向の急傾斜など
なかなか大変な道になっています。
次第に滝音が大きくなり、
滝に到達します。
⑤秘境
滝の前は流れ出す川沿いに開けていて、
中規模の滝壺空間が形成されています。
落差は2段で
47mくらいに見えました。
大地をスパッと割って落ちる
この姿はカッコ良いです。
自然のまま残されている秘境の空気感
そして、なにより
生きて、松見の滝壺にいる
というのが最高に嬉しかったです。
右下が黒いリュックです。
滝との大きさが比較できると思います。
その他
コースタイム
6:23 出発
7:08ごろ 下降開始
7:31 川から生還
8:14 看板
8:33 滝壺
9:08 出発
10:55 駐車場
この後は、双竜の滝です。
アクセス
Step1 黄瀬バス停から歩く
Step2 途中右折(直進しない)
Step3 看板より山中へ
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