滝の記録
訪問日 2023年10月28日
活動の形態:沢歩き・中級滝めぐり/ 車(カーシェア)
装備:8mm×30(1本), ラバー足袋
感動度:かなり(ナメ滝群)
所在地:岐阜県 郡上市 白鳥町 前谷
① 阿弥陀ヶ滝 再訪
この日も軽めの活動で奥美濃を目指した。
前谷川にはナメ滝群と途中に15m or 20mぐらいの滝があるようで、そこで引き返してもそれなりの活動になると判断。
早朝に阿弥陀ヶ滝を再訪する。(約10年ぶり)
左から
右から
なぜかこの時、NDフィルターもつけていて、露光を失敗していた…
画角の問題で欠けていた記憶を補完できたと思う。
② 前谷川をゆく
ちょっと先で「霧ヶ滝」というものすごく立派な崖から落ちるわずかな水量の滝を見た後、橋付近を拠点にし、準備開始。
谷に降りる際の少しの距離で懸垂下降を行った。
橋からも見える滝
小滝
10M長のナメ滝
真ん中で振り返る。ここは本当に滑りやすかったので、スポンジを活用した。
既にいい感じの風景が続く。
これのすぐ上に…
CSを備えるこの滝が…
CSの中を潜って突破できる。
③ ナメ滝群の本懐
右岸に特徴的な岩を備える格好良い4m簾状の滝。
2mクロス状の滝。この辺りも本当に美しい。
そして、大ナメに至る。
写真だと奥行きが伝わりづらいが、誠に見事なナメが始まる。
3次元の滝の世界を歩くと当然であるが、自分の動きによって滝の見え方が変わり続ける。2次元的な写真は美しく表現できるし、3次元を2次元上で動的に納めた動画もまたあたりの様子がよくわかるが、現場体験者の感覚を再現するにはあまりにも情報が欠落している。
一段上はこのようになっていて、圧巻。
さらにすぐ上は途切れることなくこのようにナメが連なる。
ここに来て感動してしまった。
しばらく登ると滝と同時に左岸にゲートと道が見えた。
もう、この先に今日行く必要はないだろう。圧倒的に満たされた気を纏って林道を戻った。
④ 釜ヶ滝へ
活動を終える前に、戻る途中にある釜ヶ滝へ立ち寄る。
所在地:岐阜県 郡上市 美並町 上田
茶屋の間を通って行き、まずは2.5m級のナメ滝。
一の滝
淵はかなり長くあり、観光滝ではあるが地形的には凄いところに存在している。
その上の二の滝は近づいてもよく見えないのだが、滝上から見てみると、水の経路が見えないほど切れ込んでいた。ここは超 ショート キャニオニングをしてみても良いのかもしれない。
その後、3の滝に至る。
小さな滝だが、滝壺が深く色も濃い。
かなり良い風景をハイキングレベルで堪能できる場所であり、茶屋も充実していることから、岐阜県のおすすめ観光スポットであると思う。
⑤ その後、まとめ
その後は特に寄り道せず名古屋へ。
かつての僕は滝が中心であったため、滝的な成果をあげ続けること&滝的に成長することに主軸が置かれていた。
これが仕事という軸が中心に添えられると、滝活動で重要なのは「状態の変化」。
活動を通じて、ストレスの軽減、気の充足、閃きの有無、疲労の状態…などなどを鑑み、自分が本当に達成したいことに近づいているのか?遠のいているのか?の判断軸が肝となる。