夢幻滝
不動滝と夢幻滝—【三重県 多気郡 大台町 滝谷】—
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滝オフでの激動の2日間を乗り越えた翌日。
この日の予報は雨であったので、
多少降っても楽しめる滝を探してました。
滝の記録
訪問日 2015年5月4日
活動の形態:中~上級滝巡り(ヒル注意)
感動度:かなり~限りなく
①大熊谷東俣谷
おすすめされた東俣谷は、
宮川支流大熊谷の支流にあたります。
ちょうど前日の、
布引谷と「迷岳」を挟んで、
反対側のエリアになっています。
林道沿いに車を進めると、
対岸に明らかに登山道っぽい
木製の階段があります。
駐車スペースはこれをこえて
しばらく行ったとこです。
②不動滝へ
目指す大きな滝は2本で、
一本目が「不動滝」になります。
不動滝までには、
主に2本の滝があります。
【くの字滝】
【不動滝前衛 2段30m滝(越折滝)】
これらは両方左から越えていきます。
③東俣谷不動滝
適度なアウトドアをこなしていくと、
眼前に巨大な滝がまいこんできます。
大きさとしては2段50~60m。
なかなかの滝でした。
滝の前は非常に荒れています。
この谷には普通にヒルがいます。
ヤマビルファイターで対応しました。
④高巻き
不動滝の巻きはアドバイス通り、
右から(左岸から)進んでいきました。
すると・・・
この黒いビニールロープが手がかりです。
ここにつくまでの傾斜はちょっときつめです。
⑤最終ルート
その後ルートは、
岩沿いのロープ突破などがあり、
楽しませてくれます。
夢幻滝が見えてからは沢沿いを猛進!
自然と左岸に誘われ、
越えて行きましたが相当急傾斜。
滝前へのトラバースが危険だったので、
お助け紐を出してなんとかクリアしました。
⑥夢幻滝
真正面下から仰ぐのもよし。
左岸から砂と合わせて見るのもよし。
不動滝とは違って滝前は穏やかです。
固定ロープは右岸にありました。
沢を直進する前に
右岸沿いに進むことで、
最後危険が少なく滝壺に行けたようです。
個人的に大満足の滝でした。
やっぱり滝は規模感以上に、
滝前の空間の居心地の良さ、美しさが
大切なポイントだなあと再度実感です。
滝直下にはお花も咲いてました。
⑦その後
行きよりも帰りで迷いました。
岩沿いを登ってきたロープが見えづらく、
そこを通ってきたように見えなかったことで、
無駄にルート探索してしまいました。
要所要所でやや難所がありますが、
多少経験があれば
気軽に楽しめる場所になっています。
この後レンガ滝は車が通れず、
滝頭不動滝へ向かいました。
アクセス
Step1 大熊谷沿いの林道へ入る
Step2 木製の梯子が対岸にかかる場所の先へ
Step3 駐車後にアプローチ開始
Step4 不動滝の高巻きは左岸