草津 毒水沢の滝

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大沢川 毒水沢の滝【群馬県 吾妻郡 草津町 草津】

用語集

訳のわからない言葉が多い場合はこちらを ↓↓↓

滝の記録

訪問日 2022年10月8日

活動の形態:1級沢登り+α (4名)/ 車2台

装備:8mm×35(1本), ミラーレス一眼(広角), フェルト足袋

感動度:けっこう~かなり

① 嵐の夜

この日は笹穴沢を
空四のメンバーと行く予定で、
コウさんと新潟へ向かった。

現地にて佐藤さん・花田さんと合流。

しかし平標の駐車場は、
時折嵐が車の窓を叩きつけ、
雨は降っているし気温は6度程度...

当日の山頂気温は
2~3度という情報を得た。

着替えを終え、沢靴も履いていたが、
ここは遭難・凍死リスクを考慮し笹穴沢は変更する。

② 草津へ

調達予定の群馬側のセブンに、
2台で移動して作戦を立てることに。

移動中、転進エリアで楽しめそうな場所として、
草津の毒水沢をピックアップした。

野湯があるとのことで、
寒い日のはちょうど良いだろうと。

草津までは80分近く運転が必要で、
車を1台上部にデポ。

天狗山第4駐車場からアプローチを開始した。

③ 常布の上

常布の滝を一人で訪れたのは9年前。

当時は草津温泉街から徒歩で到達したが、
谷沢川沿いに進み、途中陥没激しい道路を視認しながら、
遠望地点、アプローチ開始地点に進んだ。

今回はより下から歩いたが、
前回の道を使うことでより早く行けそうな気がする。
(※ ログの地形図をよく見て道をご確認ください)

常布に行きましょうか?
と提案してみたものの、

入口のイメージを忘れていて、藪を突っ込み始めて
時間をロスしてしまったので、今回はなし。
(入口はその後出てきた)

毒水沢の入渓点に到達する。

④ 15m滝まで

独特の火山成分ゆえの岩、地質であることは
すぐに感じ取れる。

トイ状の滝ではコーさんが
左岸トラバースを果敢に成功させていた。

次第に15m滝に到達!

結果的に単独の滝では
この沢で一番大きな1本

右岸に回って...

我々は空四ということで、
コーさんが登攀に挑戦する。

細かい粒が沢靴では難しく、
結果的には左岸から巻いた。

⑤ 野湯の名瀑に感動

2段7m滝を登る

長さ25mの野湯がある滝!

だいぶ登攀で濡れてしまったコーさんは
特にあったまって回復

緑色著しいところ

滝の左岸2ヶ所から温泉が沸いていて
奇景を醸し出している
+体験価値が非常に高い滝だった。

⑥ 中盤の小滝

奥が一人シャワーを浴びた5m滝

温かい場もあってゆっくりできた

2段3.5m級(もうちょっと?)は、
中に入っていくと軽い内面登攀で登れる。

上から...

2段8m滝は
下段が右岸から登れて、
トラバース突破(III +)。

楽しいところだった

⑦ 登山道へ

徐々に水量が少なくなりながら

たまに暖かくなり、
ぬるめの場所で野湯を堪能

詰めと呼べるほどの急な箇所はない。

⑧ 下山して風呂

穏やかな流れを登って道に合流

美しい火山風景を見ながら車道へ

車道は風通しがよく寒さにより震えた...

車道を20分前後下ってデポ地に到達!

ログ

もっと上部にもデポできる場所があったので、
次回は場所を工夫したい...

西の河原へ向かって大露天風呂で汗を流す

⑨ その後+まとめ

途中運転も担当しながら
高坂SAで食事をして2台は解散

コーさんにはありがたいことに
自宅付近まで送っていただいた

笹穴沢は今年も難しいことになったが、
寒さで異常な一日を
代替案でこなすことができて安堵。

まさか草津に行く日になるとは思わなかった...

前回下ノ滝沢で打った左足親指付け根は、
痛み止めで誤魔化して進んだので、
完治を優先させようと思います。

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