滝いろ|ボウズクリの滝と火打沢大滝

活動記録



—【神奈川県 上足柄郡 山北町 山市場】—

コメント

事前とのイメージギャップや実力不足、
沢始めとしてのミスチョイスもあり、火打沢は大滝を見た後で撤退しました。

沢の厳しさに打ちひしがれましたが、
素晴らしい滝がありました。

滝の記録

訪問日 2014年3月9日
活動の形態:ハイキング+α / 電車
感動度:けっこう(火打沢大滝)

①徒歩

久しぶりに公共の交通機関と
徒歩だけのアプローチになりました。

塩沢の不老滝の後、
道の駅で少し休み、

25分くらい歩いて到着しました。

この地域はお茶の栽培が行われてました。

②滝へ

ここは右に行きます。

左に行ったら道を大きく外れました。

前衛滝6m、本滝が24mぐらいです。

かなり寂しい色合いでしたが、
滝の流れは綺麗でした。

事前の調べでは、
右から簡単に前衛滝が登れる
とのことだったんですが、

まったく登れる気がせず、
右から急斜面を巻いて行きました。

けれど、上段滝壺への懸垂下降
になりそうでやめました。

③火打沢へ

1時間くらい急斜面の中で、
高巻きやロープワークについて思考錯誤した後、

すぐ近くの火打沢へ向かいます。

青い橋を渡った後、
左側にいってぶつかる川が火打沢(ひいちさわ)です。

この上から入渓しました。

④まさかの堰提越え

こんな感じです。

ルート図にはない堰提があって、
左の急斜面から巻きましたが、
不安定で危険がありました。

⑤F1滝広場

堰提を超えると滝が見えてきます。

F1(その沢で下流から1こめの滝)
の上にもはるか高く滝が見えます。

ここは、左からも2筋の滝がおち、
【滝広場】を形成しています。
(ブログ イガイガの丹沢放浪記さん参照)

まず、
この渓谷のスケール感が想定外でした。

もっと幅の狭い暗い谷
だと思っていたんですが、、、

とにかく右から巻いていきます。

⑥F2を経て大滝へ

足場の悪い巻きが続きます。

【巻き】は要するに、
滝を越えていくためにサイドの斜面を
弧を描くように登っていくことです。

するとすぐ上のF2が見えてきます。

なかなかに存在があり、立派な風景。

さらに進むとF2と
その下のF1が同時に見れます。

そして大滝です。

3段30mの大きさ。

有名な渓谷の主要な観光スポット
としてありそうな滝がそこにはありました。

昇仙峡の仙娥滝みたいなイメージです。
水量はぜんぜん少ないですが。

この滝自体けっこうよかったんですが、
連なり方的にF1からここまで一つの滝
とみなすこともでき、
(例えば不動七重の滝
一つの滝と認識されているように)

これらを一体でとらえた際には
かなり良い滝だと思えました。

里近くにこんな滝がという
ギャップと恐怖感ある急傾斜の中にいたことで

かなり心動かされる滝となりました。

⑦リタイア

この後肉体・精神的限界を感じ、撤退を決意。

大滝を高く巻きすぎて、
その後のゴルジュ帯まで降りていくのが
精神的にきつすぎました。

さっきの堰提を巻いて戻るのは不可能

だと思い、右サイドのどこかにあるはずの
不老山登山道にぶち当たろうと
必死に登りつづけました。

けっこう大変でしたが、
結果的に登山道に出ることができ、

(この奥側の道にたどり着いてここへ)

登山道を30分くらい下って、
元の場所へ戻れました。

結果的にいい滝も見れたんですが、
悔しさも残る沢となりました。

次はサークルで伊豆に行きます。

Follow me!

PAGE TOP