海沢川中流部の滝+天狗岩の滝
海沢川中流部の滝+天狗岩の滝【東京都 西多摩郡 奥多摩町 海澤】
滝の記録
訪問日 2022年7月3日
活動の形態:1級沢登り (2名)/ 公共交通+Taxi
装備:8mm×30(2本), ミラーレス一眼(広角), フェルト足袋
感動度:かなり~限りなく (天狗岩)
① 避暑へ
この日は奥多摩の半日活動。
暑いので避暑のため、海沢川中流部+井戸沢を企画。
前日に車を予約し、奥多摩駅から近くまで送迎。
林道で出石窪の滝を視認したが、水量少なく見応えがなかった。
② 泳ぎが始まる
川に降りると、前日泊まったのかというパーティが河原で撤収作業をされていた。
僕らはその先で着替えて準備。
比較的すぐ泳ぎのフィールドがやってきた。
泳ぐと奥に2m級の滝があって、よじ登って越えるのが楽しい。
振り返る
先ほどの泊まっていた学生さんパーティも近づいてくるが、楽しそうに泳いでいた。
3mナメ滝
泳ぐ
③ 海沢ミルフィーユと3m滝
面白い岩の滝
接近して
見事な奥多摩ミルフィーユが形成された場所。
この場所をピックアップした記載を見たことがないが、非常に秀逸な景色で、体験価値が高い。
さらにその先に3m級の滝があって、広々とした場で良いアクセントとなっている。
水を浴びるK
この滝には梯子で林道から降りてくることができるようだ。
直登が可能。
④ 中流部後半
折り重なる2m滝
後半も小滝が連続し、体を動かして遊べるし、たまに飛び込みを行おうとすればできる。
ちょい泳ぎ
地層ある岩
そうして井戸沢の出会いにたどり着いた。
⑤ 天狗岩の滝
一番下の滝
左岸の巻き道で滝に近づいていくと、巨大な本体滝が見え始めてくる。
巻き道にはロープもあり、万全な感じ。
だが、本体の滝の前に降りるにはロープが必要。
ロープで降りると凄まじい場が形成されていた。
天狗岩の滝、というのは納得の超巨大CSが滝の上に挟まっており、磨かれ方含めて異様な好風景。
滝壺も深く接近すると、腰以上が浸ってしまう。
直登は非常に難儀だろう。
また、その下は釜になっており、支点もあってキャニオニングの練習場になっているようだ。
あまり紹介が少ない天狗岩の滝の本体だが、ちゃんとしたリーダーがいれば安全に楽しめる。
⑥ 井戸沢の先
さて、この先も少し探索ということで、左岸巻きを続ける。
上部で降り立つ瞬間が少し危ない箇所がある。
落口から下を覗くと、上部スラブはツルツルでとても登れないだろうという代物。
平凡な河原をしばらくすると、屈曲部にすぐ滝が現れた。
なかなかカッコ良い感じで、ちょっと容易には上部の直登はできない。
攻めるならちゃんとハーケン支点をとって工作する必要がある。
通常は巻きを選択することになるだろう。
振り返って
今日はこの後雨天が予想されていたので、この滝で引き返して、井戸沢の直後のロープから脱渓。
⑦ 帰路へ
林道に上がり、適当なところで着替えて、白丸駅まで徒歩で帰路に着いた。
途中、豪雨に襲われて、しばらく雨宿りをすることになる。
立川で何を食べたのか忘れてしまったが、早々に東京に帰ることができた。
完!
ログ
POINT
天狗岩の滝は必見
中流部には見るべき景観があった
水量が多いとより楽しめそう