訪問日:2025年10月25日
活動の形態:ハイキング+α / Car share / 2名
装備:トレランシューズ
感動度:けっこう〜かなり (般若の滝)
所在地:群馬県 みどり市 小中→沢入 / 栃木県 日光市 足尾町
① ヒライデ沢
この日はもぐの久しぶりの出陣 & 沢納めということで、
渡良瀬川支流 小中川支流のヒライデ沢を選定した。
しかし、想定より天気が悪化し、
結果的にはゆる滝めぐり活動となった。
小中大滝駐車場を過ぎて、しばらく林道を進めるが、
ところどころ大きな陥没もある。
現地駐車スペースに着くも、
外気温7度でまあまあな雨が降っており、
しばらく天候回復を待ったが、改善せず。

ここは僕が単独でヒライデ沢最初の滝場の見学に行き、
地域の滝めぐりに変更した。
4連の堰堤を越えると滝場となる。

3m斜瀑

その上のハの字の滝から連なる2段8m滝
ヒライデ沢の滝場はこの辺の出だしがピークのようだ。
全国的にクマが話題になっている中、少しだけ警戒しながら滝に向き合った。
② 塔ノ沢川 不動滝
渡良瀬川沿いの国道に戻るにあたり、東側に抜ける道を経由すると、塔ノ沢川の滝を訪れられる。
途中、茶色っぽいキジバトが4匹ぐらい集団になっているのを発見。かなりボコボコした道もあり、すぐ後の11月上旬から工事のため通行禁止になるところだったので、通行できるギリギリの期間だった。
不動滝は駐車スペースから森に向かって、やや左手に進むが案内はやや不十分。

クヌギタケが凄い!

シカの肩甲骨か?
やがて滝に至るが、その場所だと目の前すぎて全体像が見えづらい。
裸足になり滝前を渡って対岸へ。

独特な弧を描く美しい滝であった。

さらに下側からも撮影。

もみじ

白い地層(石英脈)は隆起していた
なお、戻る際に、滝前でスリップして、危うく新しいカメラを水没しかけ、危ないところだった。
③ 塔ノ沢川 般若の滝
塔ノ沢川を林道沿いに上がっていくと、般若の滝が遠くに見える。
ただ、遊歩道はないので、適当に川を渡渉して森の岩間を縫って接近していく形になる。

わずかに増水しており、下流側から岩を飛んで渡渉。

花崗岩を真っ二つに割って作られたこの滝は、不思議な居心地の良さと存在感があり、隠れ名瀑的な一本。

記念撮影

左から巻くと上段にいける
トレランシューズ & ノーロープだったので、上段直下には降りなかったが、ここは下段水流沿いをロープ出して登るのも面白そう。

砂岩・泥岩互層のホルンフェルス

滝の流れを再現しているようだ
④ 渡良瀬ボルとわた鉄
その後渡良瀬川に降りた後、古の文献を頼りに渡良瀬川本流沿いのボルダーエリアを訪れた。
(濡れていて斜面も悪かったので、固定ロープを張った)

実は今回ボルダリングマットも持参しており、天気次第では、トライしたいところだったが、断念。
雨天中のため、登れる状況にはなかったが、河原のそこかしこにそれっぽい岩があり、とても面白い場所だった。


少し待って、わた鉄を撮影。
意外と楽しめた。

斜面にてムラサキシキブの実を確認。
⑤ 昼食を経て地蔵滝へ
最初に向かった地域のわたらせ茶屋はメニュー品切れで入れなかったが、
お食事処ないとうにて、野菜炒め定食を食す。
最近、言いようの知れない食道の荒れや、不調が続いていたが、コーヒーの飲み過ぎだけではなく、「よく噛む」ことができていないことを、この時認識。それ以来、食べ方を改善して、慢性的な食道炎が徐々に改善してきたのと、たまに声が出なくなるのも、唾液量が足りないことで喉の潤いが足りないことも関係あるみたいで、そういう意味でもないとうでの食事は大きな意味を持った。
日足トンネルの足尾側にて、地蔵滝を訪れた。(足尾側から橋を遊歩道で渡って接近)

かなりゴツゴツした滝前が荒々しく迫り、
いい感じの一本だったと思う。

この上で沢は2つに分かれ、それぞれを周遊する沢登りも可能。
⑥ その後
日光側に入り、温泉(日光和の代温泉 やしおの湯)に寄った。
今市の駅付近にある「道の駅 日光街道ニコニコ本陣」にて散策。
高速では佐野SAによって帰路についた。
今回は天候不良で沢もボルダーもどちらも外れてしまったが、地域の滝をのんびりと巡り、いい感じの休日を過ごした。冬に向けて静かに活動を整えていきたい。
