訪問日:2026年8月2日
活動の形態:1級上沢登り / 車 / 4名
装備:ラバー足袋 (モンベル), 30m×8.0mm × 1本, 6.5mm フローティング 40m × 1本
感動度:けっこう 感動
所在地:埼玉県 秩父市 荒川上田野
① 泳ぎを求めて
自宅付近でKOさんにpick upしていただき、秩父へ。
上部には七ツ瀑ゴルジュがある安谷川 川浦谷渓谷の下流部を目指す。
この区間は、WEB上では少なくとも2005年に「その空の下で」の弘田さんが川浦谷本流から鞍掛ノ滝沢へ遡行した記録を残している。
その後、2010年代後半になると下流部自体を対象とした記録が現れ、2018年には「安谷川本流(川浦谷下部)」としてまとまった遡行記録も公開された。
さらに2021年の「安谷川(川浦谷渓谷)下流部」では、たまご水付近から入渓し、複数のゴルジュを越えて途中の枝沢から林道へ戻る現在の短時間ルートが詳しく紹介され、その後は同様の区間を「泳ぎとゴルジュを楽しむ下流部単体の沢」として訪れる記録が次第に増えている。
今回はその流れをもぐがキャッチし、泳ぎを求めて向かった。

道は繋がっているが、一部不明瞭な箇所も

ローズベージュの母岩に混じる赤斑

早速いい感じ!

右岸のコケ

白茶岩

浸かる

進む

跨ぐ

2条1.7m滝は水線突破

NSG氏

赤茶岩

岩の造形
② 一ノ通ラズから
そうしてこの沢の名所、一ノ通ラズにやってきた。


楽しく泳いで岸に這い上がる。
この日は水量やや少なめで通過可能。

トラバース隊

左からも行ける
すぐ上含めて面白いところだった。

印象に残った風景

雰囲気ある

半袖スタイル NSGくん

中央岩

捕まった…

水線をゆく
③ 水遊び
そうしてニノ通ラズに至る。

本流1mに左から鞍掛ノ滝沢が3段53mとして合わさる渓谷の見せ場的風景。
KOさんは鞍掛ノ滝の一番下の滝を登って、探索に出ていた。
この滝前でUSB-Aケーブルを水没させてしまったが、
どうやらケーブル自体は単なる電線であり、乾かせば使用可能とのことで、再び使用できている。



2条4m滝ではKOさんがスライダーしたり、もぐを引っ張り上げるのをみんなで頑張る。
水遊びが楽しい場だった。
ジオグラフィカにシームレス地質図を重ねたことで、
この上で1段階古い古生代を含んだ層になったことをリアルタイムでも把握できていた。
④ 古生代

しわしわ

再びの赤斑点

しわトラ




3.5m 深い壺を持った滝

泳いで右壁を登る
ここでは、6.5mm フローティングロープを初めて試してみた。
使ってみることでしまい方や携行方法などのイメージが具体的に湧き、次回以降に繋がりそうだ。

三角形のスペースを泳いでいく滝

粘り上がる
このあたりまでが、より古い地層エリア。
⑤ カエルランド → 三ノ通ラズ

露出した根っこ (古生代エリアかも)

写真には落とせなかったが、良い場だった

岩間の課題

流れをなす安谷川

やや赤みを帯びる

1.5m斜瀑

スマートぶんた

殿様のようなガマガエル
カエルランドを経て、丸太チャレンジに成功し、三ノ通ラズに至った。

かなり勢いのある流れで、滝としても見応えがある。
KOさんが取り付き、何度も立てそうになりながらも、水没。
一度戻ってきて、震えていながらもさらに取り組む。

かなり惜しいように見えたが、残念。
僕も、アドバイスを元に取り付いてみたが、両手のカチはあるものの、足のスタンスが僅かすぎて、狙っている間に腕が疲弊してしまう。1mmウェットで寒さは問題なかったものの、立ちこみの細かさに対応できなかった。。。
エイドアイテムなども手元にあったが、
この課題の取り付きに関しては、むしろ足元が重要。
少し戻って脱渓開始。
やや悪い急斜面をこなして林道復帰。しばらく歩いて車に辿り着いた。

登攀(三ノ通ラズ)や巻きの悪さはなく、距離も短めなので、泳ぎ要素が目立つフィールド。
⑦ その後
この日は梵の湯で体をサッパリさせたが、
その食堂でのカツカレーと(特に)わらじカツ丼がうますぎた。
秩父活動では、優先度を上げたいお湯に。
家の近くまで送ってもらい、終了。
安谷川 川浦谷渓谷下部はまずジオフィールドとして面白く
特徴的な岩や地形が多いので、岩の景観的な見どころが多い。
また今回は水がやや少なめだったので、道中に大きな難所はなかった。
水遊びがしやすい首都圏近郊の沢なので、今後さらに流行っていくかもしれない。
