観音滝 / 藤河内渓谷の滝
—【大分県 佐伯市 宇目 木浦内】—
滝の記録
訪問日 2023年5月3日
活動の形態:1級 (2人) / 車
装備:8mm×40mm×1, 沢タビ(ラバー)
感動度:かなり
① 5日目
藤河内渓谷
鹿納谷の続き
疲れが溜まってきており、もはや普通の沢は厳しい。
こんな時のために候補に入れておいた、藤河内渓谷へ向かう。
ここは一般遊歩道として、名瀑観音滝まで行くこともできるし、道中の渓谷が初級沢登りルートにもなっているので、好きなように楽しめる。
遊歩道を経て、一旦立松谷(地形図では並松谷)出会いまで戻り、本流側のエメラルド淵を見にいく。
うろこ平の奇観
![](../wp-content/uploads/2023/10/Kuwabaru_Fujigawachi_Urokodaira.jpg)
② 小美しい連瀑
戻って、進んでいくとおおどいこどい。
![](../wp-content/uploads/2023/10/Kuwabaru_Fujigawachi_Odoikodoi_A.jpg)
![](../wp-content/uploads/2023/10/Kuwabaru_Fujigawachi_1m_A.jpg)
3m滝
![](../wp-content/uploads/2023/10/Kuwabaru_Fujigawachi_3m2_A.jpg)
連瀑では、ジャンプ取り付きで、左岸を登ることができた。
![](../wp-content/uploads/2023/10/Kuwabaru_Fujigawachi_3mC_A.jpg)
クラックに指を挟み込み一瞬耐えて登る。
すぐ上の瓢箪淵は極めて美しい美瀑。
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③ おうけつ谷の奇観
しばらく進むと、おうけつ谷と名付けられた小滝連瀑に至る。
![](../wp-content/uploads/2023/10/Kuwabaru_Fujigawachi_Ouketsu_D.jpg)
![](../wp-content/uploads/2023/10/Kuwabaru_Fujigawachi_Ouketsu_A.jpg)
おうけつ谷の真ん中
![](../wp-content/uploads/2023/10/Kuwabaru_Fujigawachi_Ouketsu_B.jpg)
美しくも楽しい場所だった。
![](../wp-content/uploads/2023/10/Kuwabaru_Fujigawachi_Ouketsu_E.jpg)
最後は登れない滝があり、右岸巻きになる。
④ 美瀑にて…
どこかにメガネ状に空いた岩があります
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その後の観音小滝
![](../wp-content/uploads/2023/10/Kuwabaru_Fujigawachi_Kannonkotaki_A.jpg)
美瀑…
![](../wp-content/uploads/2023/10/Kuwabaru_Fujigawachi_5mS_B.jpg)
この滝は一般的には知られていないようだ。
![](../wp-content/uploads/2023/10/Kuwabaru_Fujigawachi_5mS_A.jpg)
この前後は谷として中弛みのパートではあるが、美瀑にて気が充足された。
⑤ 合掌
小滝
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終盤に観音滝に至って我々は合掌した。
![](../wp-content/uploads/2023/10/Kuwabaru_Fujigawachi_Kannon_D.jpg)
仰ぐ
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九州遠征を締めくくるにふさわしい名瀑
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この日4人家族がこの滝前で仲良くピクニックを始めており、幸せな家庭にほのぼのとできた。
戻る際におうけつ谷を橋から見下ろす。
![](../wp-content/uploads/2023/10/Kuwabaru_Fujigawachi_Ouketsu_C.jpg)
GPS
![](../wp-content/uploads/2023/10/Fujigawachi_GPS.png)
⑥ まとめ
近くの温泉によって、この日のうちに宮崎市まで退散。
翌日から雨が混じり始め、我々は帰路につくことが決まっていた。
最終日は宮崎市内でも名店と噂される、チキン南蛮のお店に並んで席をとり、贅沢に食した。
快活クラブに泊まって、
翌朝レンタ返却後空港で別れをつげた。
→ 宮崎駅 → 大分駅 → 小倉駅 → 東京 … と、まさかの陸路で移動し道中写真整理などPC作業に勤しんだ。
ある程度コントロールできる難易度の中ではあったが、天気に合わせて柔軟な滝計画を組むことができただろう。
運動不足が完全に解消され、エネルギーに満ち溢れるようになった。
アイテムの小分けや、絆創膏不足、カメラ周りの小物の不足など不自由さを感じた課題に関して、全て対抗策を実施済みである。
日々日々の些細な違和感、これを放置せずにちょこちょこ前に進めることは重要で、僕に取ってはこの宮崎遠征を良いきっかけとして人生が進み始めている。