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那珂川の源流域へ・・・
矢納谷以来のコラボとなる友人と、
快適と噂を聞く井戸沢に行ってきました。
三斗小屋跡の位置↓↓
訪問日 2016年10月22日
活動の形態:沢登り(2名)
装備:沢タビ, 8mm30m×1
感動度(18m):まあまあ~けっこう
栃木県を流れる水系は2本。
鬼怒川と渡良瀬川は利根川水系であり、
奥鬼怒・奥日光・足尾山塊がエリアです。
もう一方の那珂川水系は
那須・男鹿山塊が中心となり、
その中でも源流の井戸沢を今回はチョイス。
深山(みやま)湖の北で那珂川は、
苦土川・湯川と呼称を変え、
井戸沢はその支流になります。
ゲートで車を停めて歩行。
途中三斗小屋宿跡があります。
林道の終点から分岐を左に進むと、
堰堤が現れました。
ここが井戸沢です。
沢装備をして遡行開始。
堰堤のような滝
すぐに11mほどのF1に着きます。
ここがこの沢唯一の難所であり、
右から登っていきますが、
上部がやや悪いです。
残置スリングはぐらつくので、
ザイルを掴んで突破。
(こんな感じ↓)
友人も特に問題なく突破し、
ザイルは使いませんでした。
2段7m滝
小滝を越えていくと、
形の良い12mほどの分岐瀑が・・・
今までの滝巡りでも
見たことないような鮮やかな赤
が混じっていました。
右にルートがあります。
続くは7m直瀑。
これは登れないので
左から小さく巻きます。
ワイドな滝が続きます。
下から見ると凡庸ですが、
中に入ると居心地の良い滝でした。
【18m滝】
そしてあっと言う間に
この沢一番の18m滝に到達。
多少は大きさがある点と、
紅葉の組み合わせが嬉しかったです。
ここは友人先行。
あまり大胆に水流を攻めすぎると危険でした。
ザイルは必要なく、続きました。
落ち口↓↓
3段9m滝
5m 壁のような滝
ここを過ぎると滝は減って、
水量もかなり減っていきます。
美しい谷
源頭部に近づいていくと・・・
両側に笹が広がっていきます。
15m段瀑(最後の滝)
さらに先へ。
振り返る山々・・・
かなり源頭部
一瞬の笹薮地帯へ
詰め上げる直前に、
噴煙を上げ続ける山を見てビビりました。
これは茶臼岳で、
いつも煙が上がってるようです。
糸守を思わせるような池に感動
(沼津原調整池)
稜線をゆく・・・
反対の福島側の紅葉は、
栃木側よりもずっと綺麗でびっくりしました。
稜線を東にけっこう進めば、
阿武隈川源流の南
になっている位置関係です。
この後流石山の山頂を踏んで
大峠、峠沢沿いの登山道を経て戻りました。
全てが順調に終わるかと思った活動も
わずかなダートで底をこすってしまい、
レンタカーの前の下が大破・・・
深山湖にて警察を呼んで事故処理を完了し、
ちゃんと手続きを踏んだら、
ノンオペチャージ+手数料のみで済みました。
一番手厚い保険に入っていたこと、
確実に手続きを踏んだこと、
また2人での活動だったことで救われました。
初めての地域で、
快適に滝も登れ、紅葉も綺麗でしたが、
グレード・所要時間は少し拍子抜けで、
滝単独でもパンチに欠けました。
その分、稜線に出てからの、
眺望は素晴らしかったですが・・・
滝屋があえて
行くところではないかもしれません。
友人Kとの今年の活動を締めに行った、
お酒と沖縄料理は超美味でした。
Step1 深山湖の北へ
Step2 湯川沿いに進みゲートまで
Step3 林道を歩く(途中に宿跡)
Step4 分岐を左に行き堰堤上から進む
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