清江九龍潭
清江九龍潭と一線天—【北京市 房山区 四渡】—
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北京の滝シリーズ 第4弾です!
北京で滝と言えば、
十渡(しぃーどぅ)。多くの中国人が語る
十渡の滝を目指していってきましたが、
見事に空振り。詳しくは後述します。
滝の記録
訪問日 2012年6月16日
活動の形態:ハイキング+α/バス+タクシー
感動度:あまり…
①十渡と四渡
帰国直前の北京滝めぐり。
この日は友達と一緒に
南西部の滝を目指しました。
【十渡】にはとある地点を指す場合と、
地域の風景区全体をさす場合があり、
調べてみると、実際に滝があるのは
四渡(すーどぅ)の地域だ
ということが分かりました。
渡って言うのは、
橋のことを表していて、
川沿いに下流から一渡・二渡…という
名称の地域が続いていくのですが、
それぞれの主要な所に
橋があるということです。
②南西部へ
まずは市街地の
【天橋】という場所に行きます。
この天橋は固有名詞ですが、
中国語の天橋(てぃえんちぁお)は
一般名詞で歩道橋という意味です。
この天橋は天壇公園の西です。
ここから長距離のバスに乗ります。
かなりの長距離バスです。
途中で北京原人の化石が出た周口店があります。
【注意】
四渡までのバスは北京836路であり
ルートの途中の
【広安門内】や【六里橋東】のほうが、
滞在の場所から近いこともあると思います。
そこからも乗れるんですが、
そこからだとすでに席がない可能性も高く、
長時間立ちっぱなしということもあるので、
やはりスタート地点の
天橋汽車バス停からがおススメです。
③なぜかバスは終わる
しかし、
四渡までバスは行ってくれず、
少し手前で終わってしまったので下車しました。
そこでタクシーを見つけて
四渡に向かいます。
タクシー運転手からは衝撃のことばが。
「没有水.(水、ないぞ。)」
「えっ??」
とりあえず四渡の
主要地点まで送ってもらいました。
④清江九龍潭
という場所にやってきました。

チケット売り場のおばさんも水がない
と言うばかりでとりあえず中に入ってみました。
結婚式用の写真撮影
などを行っているカップルや
馬に乗っている子供などがいました。
そういう場所の様です。

水はたまっています。
さて滝はどこにあったのか??

左側になんか削られた跡が見えます。
ここに滝が落ちていたのでしょうか??
(今の僕の見解では
この清江九龍潭内には
そもそもなかったと思います。
なぜなら滝があったらたいてい、
赤字で彫り込みが入るからです。
ちょっと近くにあった可能性が高いと思います。)
⑤丘を登ろう
せっかく来たのに何も成果なく
帰るのはもったいないので、
エリア内のちょっと名所っぽい
丘に行ってみることにしました。
【一線天】という場所です。
ここはけっこう急な岩場などの上り坂で
30分くらい頑張って登って行きました。

途中振り返った景色です。
⑥ここは名所です
結婚式用にウェディングドレスを着て、
自然豊かな背景の写真を
撮りにきてる人などがメインだったため、
この場所に来てるのは
この時間僕らだけでした。
しかし、ここからは
反対側の町の様子も見える
【峠】のような場所であり、
めちゃくちゃ絶景だと思います。

⑦滝を発見!!
ここで友達が反対の町に滝を発見!

わかるでしょうか??
真ん中の白い部分です。
遠望でも確認できたので落差はかなりありそう。
ただこれは
どうやら人工の滝みたいです。
人工の滝と場所が不明な1つの滝、
合わせて1本京郊第一瀑布を見た、
ということにしています。
絶景を堪能しました。


⑧その後
急な坂を下りていって、
お疲れ様でしたの昼飯です。

中国のご飯は1つ1つおいしかったです。
バスが来るまで時間もあることで、
手前の三渡まで歩きながら
この地域の自然風景を堪能しました。

このように涸れ滝かつ所在地不明
+あるのは人工滝ですので、
滝的にはまったくおススメできません!
ただ、一線天はいい場所でした。
第5弾は濂泉響谷です。
アクセス
Step1 天壇西の天橋へ
Step2 北京836路で四渡へ
Step3 途中で止まったらそこからタクシー