大倉滝と登竜門滝
【岐阜県 高山市 清見町 坂下】
滝の記録
訪問日 2019年7月14日
活動の形態:お手軽滝~ハイキング/ 車
感動度:結構
①朝寝坊と水系
起床、本日は結構雨が被る予報で、
昨日の寝不足もあり、寝坊してしまった。
(与左衛門滝の翌日)
今回は岐阜県北部を
色々と移動することになった。
例えお手軽滝で、
水系の一区間だとしても、
訪れて水系目線で見るかどうかで、
地域の立体的な理解度は変わってくる。
②上から
そんなわけで大倉滝。
複数アプローチルートがあるんですが、
大倉滝に近づく道を選択したら、
遠望地点を通り抜けて
降り口の駐車スペースへ到達。
この滝の面白いところは、
下からでも上からでもいろんな
アプローチルートが取れるということ。
③大倉滝
すごい整備された、
遊歩道の階段を降りていくと、
主瀑の大倉滝に到達。

大倉滝は30m級 中規模の滝。
目の前には大きな岩盤が広がるが、
水が流れているのは、左の隅限定で、
少し特殊な感じもしないでもない。
滝前の豊かな平らなスペースは、
訪れる方に安らぎの時間を与えてくれる。

なんとかツツジという、
赤い花が少しだけ咲いていてアクセント。

そして水流がかからない、
滝面には、大きなハチの巣が作られていた。
あまり急がずにゆっくりと、
滝という時間を味わうという意味で、
すごくいいなという場所。
この大倉滝は、
大ベテランのはんぺんさんも、
行けていなかった場所とのことで、
はんぺんさんにとっては、
「未回収の岐阜」を辿るのが、
今回の旅のテーマともなっていくことに。
④登竜門滝
ひととおり大倉滝を楽しんで、
もうちょっと下に行こうよということで、
下流部の滝を見にいくことに。
途中の弧を描く7mナメ滝

下にあったのは、登竜門滝。
登竜門滝というのは、
名前をつけた人が、なんか、
もうちょっと説明が必要だろっていう滝。
というのもその、
明らかに2段の滝が2つあって、
それらをセットで登竜門滝と、
名前をつけているっぽいものの、
「普通(?)の感覚」では、
それぞれ別の滝と認識される方が、
妥当ではないかと思われる。
落差は合計4段25~30m程度か。

一番下から見てみると、
確かに登竜門感が出ていて、
登っていくんだな!
という感じ。
少し登って角度を変える。

そして、上部の2段滝は、
水流が複雑に分かれ、
これもなかなか面白いパート。

どちらの滝も、スニーカーでは、
スリップに注意が必要であるが、
どの場所から見ても、
それなりに味わい深い良さがあるというか、
そういう「意外といい」「心を整えてくれる」
というような感覚。
下流にもさらに滝は続いていくが、
リサーチ結果から、
この2本で十分と判断。
途中はんぺんさんが着目した、
1.5m程度の映える滝を遠くから撮影。

下流部の滝も時間がある人は、
見てみてもいいんじゃないかと思います。
⑤この後
階段を登って、
駐車スペースへと戻り、
天生三滝へと進みます。