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2回目 訪問日 2017年5月3日
活動の形態:中~上級滝巡り/車
感動度:異次元
1回目 訪問日 2013年5月17日
活動の形態:お手軽/レンタカー
感動度:限りなく
いろんなプランがありました。
小木森・滝本・内鹿野...
南紀が渇水状態にあることを知り、
今回の南紀, 台高の海側は断念。
今年も奈良に行くことにしました。
今回は昨年小河内沢でご一緒した
滝男さんと、後輩のたかちゃんの3人パーティ。
滝男さんが、
戦艦ランクルでお迎えに来てくれて
そこから尾鷲まで向かって奈良ルートへ。
目指すは不動七重の滝と
その上流の前鬼ブルーです。
東名は綾瀬・大和あたりで
まずすごい渋滞でした。
新東名が危険だったので、
途中から東名に抜け出したらいい感じになり、
しかし、浜松周辺で日の出を迎え、
伊勢湾道路は激混み...
追突事故が5件ぐらい起きてました...
東四日市で一般道に降りたところで、
もう朝の8時。亀山インターに乗ったのが、
だいたい9時過ぎでそこから、尾鷲へ。
朝の6時には行動開始したい滝巡りでは、
あってはならない悲劇です笑
千尋滝, 隠れ滝のルートいけるかと思い、
電話してみましたが備後橋が通行止めで、
奈良に抜けれないことを確認。
42号→309号→169号と進み、
下北山村へ。
途中芦原谷の滝を見に行きました。
前回訪れてから約4年ぶりの再訪。
ここまでの林道は以前来た時よりも、
かなり細くて長い道だと感じました。
前回よりもF5の流れがやや幅広く、
木々が緑→黄緑色に近い
色合いとなっていました。
実は不動七重に近く遊歩道は、
遠望地点よりも下流側、
トンネルを抜けてすぐにありました。
車を戻して近づいて行きます。
斜面を降って川沿いにつくと、
色の美しさに目を奪われます。
歓声をあげながらつり橋を渡って、
左岸沿いを進んで行くと、
ナメ滝があります。
小さな滝ですが、
形の良いナメ滝で、鑑賞を楽しめます。
さらに進むと、
F1が遠くに見えて、
展望台へのルートと分かれます。
紺碧の川の向こうに落ちる見事な30m滝。
とんでもない一本ですが、
かなりの距離の水泳が必要な淵が、
横たわっています。
水がめちゃくちゃ冷たかったので、
泳ぐのは困難で左岸からのヘツリを頑張りました。
叫んで、岩に乗っかり、
進みましたが、その先で岩場はなくなるため、
再び水に降りなければいけません。
少し近づいたその場からの撮影を行い、
戻って胸までの渡渉で帰還しました。
2人もこのあたりで水に落ちたり、
たどり着けないF1に見守れながら、
しばし遊びにふけってました。
結構長めの階段を進んで行くと、
F5の展望台につきます。
ここから滝側にもう少し接近できます。
F5は60mもある大きな滝で、
滝壺も綺麗すぎて大きく、
崖の上で素晴らしい景色を眺めていました。
滝壺へのルートを模索しては諦め、
最後の最後に狙いをつけた溝に僅な隙がありました。
(場所としては展望台より滝側)
不動七重に行くかもしれない。
だったら、ザイル不足で後悔はしたくない。
去年の篠沢での下降できなかった思いからも、
7mm30mに加えて、9.7mm50mを持参。
結構ツルツル度合いは高く、
懸垂ではない、壁を蹴りながら
多少起き上がって下降。
明らかな難所は1箇所で、
そこを越えれば、あとはF5の前に。
(下降の困難さでは篠沢の方がはるかに上)
ついに降り立てた
不動七重の滝の主瀑60mF5の滝前。
実際にこの滝の正面に立ったら、
異様な雰囲気と美しさそして、
叩きつける飛沫が余計な思考を瞬時に滅し、
極度の集中と興奮が入り混じりました。
滝巡りの良さは、
こういうホンモノの輝きに触れられること。
日常生活の中で、
揺らぎ、乱れる自身を定期的に、
正しい方向性に合わせ直す。
それが滝との関わりの1つの意義なんだろう
と、そう思います。
滝壺周辺の岩は磨かれた硬い岩で、
揺るぎのない岩々がこの滝を支えていて、
双門の壺に匹敵する
そのぐらいの壺でした。
降りてきたルートを見上げる...
危険なルートだったので、
僕だけの楽しみにさせてもらった。
下のF2~F4を見下ろす。
いつかここを降る日、
はたまた登る日が来るんだろうか...
9mmザイルを登り返して仲間の元へ。
今日の前鬼ブルーはなくなったが、
全員大満足の初日。
きなりの湯に向かいました。
きなりにて、
はんぺんさん・パンダさんに合流。
風呂を上がったのち、
場所を移動して豪勢な夕食で、
滝談義に盛り上がりました。
滝男さんの読み方が、
「たきおとこ」ではなく、「たきお」なのは
ここで初めて知ることになります...笑
翌日の当初は、
堂倉谷本谷遡行予定でしたが、
話している中でボツプランとなり、
全く決まらないまま、解散。
そんな中、一縷の望みを託した、
南股谷を翌日訪れることにしました。
続く...
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不動七重滝は
日本一の滝王国、奈良県の中でも、
その存在感は抜きんでています。
十二滝を見た後に向かいました。
途中、いくつか大きな滝を見ました。
落石防止の工事も行っていたため、
邪魔にならないように歩いて訪れました。
最初に下の方の段が見えて、
その後主要部分が見えてきます。
どどんと現れました。
高知の轟の滝でも感じましたが、
想像よりも、
滝が視界を占める面積が大きく、
ビックリします。
落差は全部で100mと言われており、
華厳や那智に、
滝としての規模や風格が匹敵
していると思いました。
木々が生えているため、
全景が見えないのが残念です。
一番大きなF5↓↓
なお、この滝にはもう少し近づき、
間近で見ることもできます。
(この時はよくわからず行きませんでした。)
ガソリンがなくなり始め、
ことごとく近くのガソリンスタンドが
夜やってなかったので
三重の松坂市街地まで出て
ガソリンを補充しました。
心臓に良くなかったです。
道の駅奥伊勢おおだいに移動し、
翌日の大杉谷に備えました。
Step1 国道169号で下北山村へ
Step2 前鬼山へ向かう
Step3 途中右手に滝が見える
下北山村に鉄道はありません。
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