岩手県の滝

岩手県の滝 (55)



感動レベル5.5 1本:尿前大滝

感動レベル5 1本:5m滝

岩手県の滝 水系データベース

岩手県は、奥羽山脈と北上山地が分水嶺をなし、内陸は北上川が南北に貫流、東は三陸の湾へ短く鋭い谷が落ちる。北は馬淵川が八幡平・安比の山裾から北走して八戸へ、北東は久慈川が太平洋へ抜ける。沿岸では、宮古へ注ぐ閉伊川、岩泉の鍾乳洞地帯を潤す小本川、大槌の小鎚川、大船渡の盛川、陸前高田の気仙川などが山地から一気に海へ下る。私の訪瀑は3回計4日で55本。内陸北部や沿岸深部はこれから深めていく余地が大きい。

馬淵川水系は、八幡平の安比川不動川に滝100選不動の滝。瀬織津姫を祀る神社の奥にあり、古来より禊ぎの場としても大切にされてきた。

北上川水系では稗貫川=岳川の谷に魚止の滝、支沢の七折の滝、さらに笛貫/鳴想/清廉と小さな造形が連なる。出羽沢大ヘンジョウ沢には、前衛小滝群の奥に大ヘンジョウ滝が隠れる。和賀川は、本内川真昼本沢の真昼大滝を核に、左右の枝沢へ滝が広がる。さらに下前川百滝沢では女神山三滝が有名。胆沢川ではミルキーブルーの尿前川本沢を遡って尿前大滝、夫婦滝へ至る沢登りの舞台。夏でも雪渓が残る年がある。

① 馬淵川 (Mabechi 142km)

①-A 安比川 (Appi 58.8km)

①-A1 不動川 (8.4km)

不動の滝

境内奥にかかる三段滝。隣接の桜松神社は、瀧・川の神瀬織津姫を祀る社で、瀬織津姫を祀る神社としては最北級。江戸中期(1744年のお札あり)には信仰拠点として機能。1934年(昭和9)滝の左岸に石彫不動明王像が安置された。滝の規模感からは日本を代表する100本とは言えないが、歴史がある。
水系 所在地
馬淵川-安比川-不動川八幡平市-高畑不動の滝(15m)(日本の滝100選)

② 北上川 (249km)

②-A 稗貫川 (31.6km)

②-A1 上流部 (9.3km 折合沢合流前)

魚止・笛貫

稗貫川上部は岳川と名を変える。岳川河原では非常に白く粒子が細かい岩を確認したが、石灰岩由来の大理石の可能性が高い。
水系 所在地
北上川-稗貫川=岳川花巻市-大迫町-内川目魚止の滝
稗貫川=岳川 支沢笛貫の滝 / 鳴想の滝 / 清廉の滝

②-A2 折合沢 (3.2km)

七折の滝

岩手の「ひょんぐり」滝
水系 所在地
稗貫川=岳川-折合沢花巻市-大迫町-内川目ナメ滝七折の滝

②-B 豊沢川 (34km)

②-B1 出羽沢 (5.2km)
-大ヘンジョウ沢 (2.8km)

大ヘンジョウ滝

2015年時林道はサファリパーク状態。秘瀑化していた。
水系 所在地
豊沢川-出羽沢-大ヘンジョウ沢花巻市-豊沢前衛小滝群大ヘンジョウ滝
アクセス/駐車場 備考・理想条件
草木が生い茂る林道を車で掻き分けて進む。その後沢に降りて先へ。 この滝の上にも連瀑が連なる。もっと時間を使いたい。

②-C 和賀川 (80km)

②-C1 本内川 (14.4km)

真昼大滝

真昼本沢は本内川の本流筋。河原では鮮やかな緑色片岩(グリーンストーン)を確認した。
水系 所在地
和賀川-本内川-真昼本沢和賀郡-西和賀町-沢内2m小滝
真昼本沢 左俣真昼大滝
真昼本沢 右岸支流真昼霊泉 / 天空の滝 / 綾織の滝(上流から)
アクセス/駐車場 備考・理想条件
ダートの先に駐車スペースあり。沢沿いを進んでいくルート。 周辺に滝はたくさんあるので、時間があれば散策を。

- 小松倉沢 (3km)

小松倉大滝

水系 所在地
和賀川-本内川-小松倉沢和賀郡-西和賀町-沢内小松倉大滝

②-C2 下前川 (14km)

女神山の三滝

百滝沢は下前川の本流筋。3本の滝を楽しめる。
水系 所在地
和賀川-下前川=百滝沢和賀郡-西和賀町-下前姥滝爺滝降る滝
下前川=百滝沢 湧水岩清水 / 女神霊泉
下前川=百滝沢-白糸沢白糸の滝姫滝
アクセス/駐車場 備考・理想条件
ダートを経て駐車場あり。 詰めて女神山を目指すのも面白いかも。

②-D 胆沢川 (48.3km)

②-D1 尿前川 (11.8km)

尿前川本沢の滝

日帰り3級沢登りの世界。ミルキーブルーに癒される。
水系 所在地
胆沢川-尿前川-本沢奥州市-胆沢若柳2段7m滝1.5m滝2段8m滝(ミニゴルジュ入口)2.5m滝トイ状2m滝三ツ折り滝(15m)2段4m滝2条10m滝尿前大滝(2段40m)3m滝5m滝(太)5m滝(細)5m斜瀑3m幅広ナメ滝5m滝(砂時計型)Y字5m滝7m滝(堰堤状)5m滝(遠望)2段4mナメ滝夫婦滝4m幅広滝3m滝4m滝30m大ナメ滝10m滝2m滝2mCS滝3m滝9m滝12m滝(雪渓)
尿前川-本沢 左岸支流30級mナメ滝
尿前川-フロ(風呂)沢3m滝
尿前川-ハタシロ(肌白)沢 左俣10m級連瀑(源流部 遠望)
アクセス/駐車場 備考・理想条件
焼石岳の中沼登山口を目指す。広い駐車場あり。 8月後半でも1箇所雪渓あり。降水確率が少ない日がオススメ。

出典:国土地理院ウェブサイト+ジオグラフィカログ

個人的滝巡り度

現状の訪瀑度合い

30%

今後の課題:天竺沢・葛根田川など

年度別訪瀑回数

2019年:1回 (尿前川本沢)
2015年:1回 (女神三滝→真昼→大ヘン→七折→岳川)
2013年:1回 (不動の滝)