滝いろ|モロクボ沢の滝

活動記録



モロクボ沢の滝

モロクボ沢大滝—【神奈川県 足柄上郡 山北町 中川】—

コメント

早戸大滝以来のサークル幹部会でした。

滝の記録

訪問日 2015年5月30日
活動の形態:沢登り(3名)
装備:サワートレッカー, 7mm30m
感動度(大滝):けっこう

①西丹沢へ

2週連続の沢。。

丹沢は小草平以来で、
西丹沢は世附の大棚以来。

中川川流域へは雨棚以来となります。

丹沢で知る世界も少し広がってきました。

②モロクボ沢

今回の企画は、
丹沢で名瀑の1つとされる
モロクボ沢の大滝を訪れ、

さらに大滝を高巻いて、
モロクボ沢の遡行をして下山する
というものでした。

けしてグレードの高い沢ではないので、
ある程度気軽な気持ちで訪れました。

白石オートキャンプ場から
もう少し先に進んで駐車。

駐車スペースから20分ほどで入渓ですが、
ちゃんと地形図で沢の位置関係を
頭に入れておく必要があります。
(モロクボ沢は西から東に流れてきます。)

③大滝

最初は堰堤が連続します。
これを左右にかわしながらすすめば、
すぐにモロクボ沢大滝が姿を現します。

落差は少し小さく感じます。

規模感に期待してしまうと
少し裏切られますが、
花崗岩の白さと耀く水飛沫が、
この滝の美瀑さを物語っています。

太陽と水が絡みあったその、
『明るい滝』というのは
どこか心を落ち着かせてくれます。

④高巻き

沢の遡行は大滝すぐ左の急斜面からです。

しかし途中結構急斜面なので
経験もしくは気力がないと跳ね返されます。

無事落ち口が見えたところで、
少し友達に懸垂の練習をしてもらいました。

ここからは釜小滝群が始まります。

⑤釜を持つ小滝

こんな感じで楽しく登って行けます。

登り切ると・・・

このような釜があり、
腰まで浸かって遊びました。

さらには、核心的な
7m×5mの滝が待っています。

この小滝群は
「モロクボ沢大滝を越える意味そのもの」
かもしれません。

⑥水晶沢分岐と小滝たち

これが水晶沢と本流との分岐です。
(本流が左)

モロクボ沢は西から東への流れですが、
水晶沢は北からの流れなので
コンパスがあれば分かります。

ただ、ちょうど水晶沢のほうが
真正面に見えてしまうので注意が必要です。

【木の滝】(数には加えず)

【ナメくの字滝】

⑦地形戦

美しいモロクボ沢も
徐々に水量が減っていき、
枯れてしばらくしてから
左の谷に入りました。

途中で左の尾根に取り付き、
普通に登っていきます。
メンバー達はかなり苦戦してました。

15分前後頑張った所、
尾根の上まで行きましたが、
そこに探していた登山道がありません。

ここで地形図を取り出して、
うむうむと現在地や戦略を練りましたが、
とりあえずより高い方を探して西へ。

そしてその道(尾根)はしだいに
南へ向きを変え、
また傾斜は強くなりました。

こうした傾斜に慣れていたので
僕は大丈夫でしたが、

苦手な人はほんとに苦手な箇所らしく
斜面で足がつったりしたら致命的なので、
注意が必要です。

無事登山道には出たのですが、
帰って調べてみたところ、
やや早めに詰め始めたことで登山道から
北東に突き出た尾根に乗ってしまってた
ことがわかりました。

多少迷った時ほど、
地形図の理解が進むので、
勉強のチャンスだと思います。

⑧西沢の棚へ

下山途中に気づいたのですが、
この下山路は西沢の本棚と下棚
への道と合致します。

前回は5年前であり、
名瀑であることに加え、
写真が壊滅的だったので、
足早に再訪してきました。

本棚での感想は、
そのページに譲りますが、結果的に
モロクボ沢を通じて良い活動ができたこと、
それに尽きると思います。

さっそうと東京に戻り、
焼き肉を食しました笑

アクセス

Step1 西丹沢へ
Step2 丹沢湖の北を進む
Step3 白石オートキャンプ場先で駐車
Step4 支流へ進み入渓。

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