訪問日:2026年10月17日
活動の形態:1級沢登り × 探鳥 / Car share / 2名
装備:フェルト沢足袋, 20m×7.5mm、Nikon (望遠)、TG
感動度:かなり (探鳥)
所在地:東京都 西多摩郡 奥多摩町 大丹波
① 奥多摩計画
この日は2週間ぶりに奥多摩を計画 (前回は落沢)。
日原川流域を狙っていたものの、朝の踏切への立ち入りで電車が遅延。東日原に着く時刻は、予定の9:04から10:19へ。日の短い季節の沢登りで、75分の遅れは計画が成り立たなくなってしまう。
そのため手前側で計画を組み直し、大丹波川流域に決めた。
② 大丹波林道

カキ


ショウメイギク

ヤマガラ
時折野鳥も見ながら進むと藪鳥として今回初めてソウシチョウを観察できた。


ソウシチョウが特定外来生物でウグイスと生息域が似ているので、ウグイスの個体数低下が危惧されている。実はこの後ももう少しまとまった数を見たのでここでは繁殖している可能性を感じた。

本流の小滝

ヘリポート
③ カワラ小屋沢

この出合でのんびりと入渓準備を進めていると、まさにこれから入ろうとしている沢筋にキセキレイがピピピピ〜と飛んで行ったではないか。
キセキレイの特性上も、これはチャンスと思ったがその通りだった。
わさび田の後がつづく人工的な色合いが強い沢筋だが、一度この鳥がいると雰囲気が変わる。

虫を咥えている


様子見

2m斜瀑からが少しこの沢のポイント

落口から

3連6m滝

2m滝

追いつくと

ここが今回良かった撮影タイミングだった。

2m斜瀑

角ばった岩も
カラ類を探そうとしている時に、どうやらキセキレイは下流部に向けて去っていったようだ。

現頭部

沢としての内容の薄い源流だったが
詰めは標高差200mはある
④ 尾根

尾根着

逆光の樹林が美しかった

ニホンリス
ガサゴソと木の幹を上下に動くニホンリスへの遭遇にはびっくり。滝めぐりの中で今まで視認した記憶は1~2度でかなり朧げなレベル。

ゴジュウカラ

コゲラ
⑤ 真名井林道とその後

ヒガラを撮影


アオゲラも少し

真名井沢 支流の滝を
実はこの後林道で作業に来ていた若い男性の軽トラに乗せてもらい、ゲートまで運んでもらえた。軽トラは記憶が正しければ、2016年の小川谷廊下と、2017年のエビラ沢以来で大変ありがたかった。
ゲート付近にて沢装備を解除する頃には辺りは少し暗くなり始めていた。
コジュケイは藪に逃し、釜めしなかい へ向かう。

去年の真名井沢の後にもよったが、美味しい釜飯と椎茸を堪能した。

少しだけ酔っ払って、上弦の月を見ながら川井駅まで歩いた。
⑦ まとめ
沢登りとしてはごく限られた区間の探鳥バリエーション的な活動。
林道、沢筋、そして尾根、さらに林道と、それぞれでしっかりと鳥を拾えて、一部軽トラのお世話にはなったが、公共交通機関で繋いだ今回もまた充実感が強い。
沢の遡下降をすると、沢筋そのものをたくさん見る体験にはなるが、必ずしもそこに野生生物との遭遇は待っていない。どういう自然体験を求めるか、選択し、得たい体験を選べるようになるとより面白くなっていくのだろう。
