銚子川 不動谷 60m大滝
清五郎 三の滝・四の滝—【三重県 北牟婁郡 紀北町 相賀】—
滝の記録
訪問日 2018年5月1日
活動の形態:中級滝巡り / レンタ
装備:8mm×30m(未使用), 沢タビ
感動度:限りなく
①ゆったり
この日予定していたハード系のコースは、
前日のニコニコ滝群の、
下山が遅れたため、自然と霧消。
清五郎滝の上流の滝にいくことになりました。
この谷は不動谷、
小谷小屋谷の二種類の呼ばれ方があり、
清五郎滝の高巻きに車が必要とされる、
そんな部分になります。
ニの滝・三の滝という風に、
滝好きの中では一般的に呼ばれているうちの、
三の滝の方になります。
②のんびり
大台から海山まで南下して、
初めて銚子川流域へ。
そのうち、ナビに
全くない道路に進むことになり、
途中からダート道に。。。
前の4台は平然と進んで行きますが、
ダート路の運転が極度に苦手な僕は、
終始低速度でついて行きました。
ゲートのある行き止まりの直前に、
清五郎滝を示す看板があります。
前日の下山が遅すぎたので、
行動開始は12時20分台でした。。
③滝の風格
今回は、通称で言えば
三の滝と四の滝の2本の探索で、
結果的には下の三の滝から先に見ることに。
沢に着いてから少し沢登りをしたら
屈曲点があって、その奥に大きな滝が落ちている。
銚子川 不動谷 60m大滝
(清五郎 三の滝)
風格のある大滝です。
安の滝の方向性に似ているけど、
滝前から続く河原がこっちは穏やかで、
大きな空間になっている。
昨日がハードコースだったため、
こうしてお手軽に良い滝に来て、
最高のリフレッシュになります。
あんまりいい写真は撮れなかったですが、
ここでも撮影の勉強になりました。
1時間20~30分ほどの滝前滞在でした。
④緑の滝壺
上の滝へは、この大滝を右岸高巻き。
登りあがるとかなり緩い傾斜で、
そのまま上流に降りて遡行継続。
ちょっと深めの淵は左から通過して、
しばらくで大きな滝壺の滝に。
18m滝 (清五郎四の滝)
落ち口は狭めで、
上の世界が気になる独特の滝。
緑の滝壺が美しい。
しばらく僕は近くの岩で
ボルダリング的なこともやっていました。
⑤谷フィルター
谷は連続性で魅力が増します。
60m大滝も、18m滝も、
前後の滝との関係性によって、
価値が加えられて、(この滝は、
あの滝の水の流れを受けてるんだなあとか)
単独で一本見たときよりも、
味わい深くなって来て、
これを「谷フィルター」
と呼びたいと思います。
(フィルターはこの場合、ものの見方です。)
「谷フィルター」を身につけると、
大滝を山ルートで一本釣りするよりも、
前後の関係性で挟んだ方が、
滝と深く関われた気がします。
次回は下流部の、
清五郎滝を目指します。
⑥その後
完全お手軽モードでしたが、
海の見えるおしゃれな温泉に行こう
ということで、「ホテル季の座」へ向かいます。
熊野灘が一望できて、圧巻でした。
この後、某お店で、
スーパールーキーの滝ペーさんをお迎えして、
滝談義に花が咲きました。
とんかつ定食大は、量が多すぎました笑
この日ではんぺんさんはお帰りになり、
翌日は4人での活動となります。
(あなぎの滝)
〜スケジュール〜
12:27 看板から降り始め
12:47 沢へ着く
12:50 大滝着
14:15頃 大滝発
14:43 高巻き終え上流の河原
14:48 18m滝
15:53 帰路へ向かい始める