ハリオの滝
古座川源流域の滝—【和歌山県 東牟婁郡 古座川町 松根】—
コメント
古座川の源流域は
かなり神聖な印象があり
そこに憧れて訪れました。
滝の記録
訪問日 2014年6月4日
活動の形態:中級滝巡り/レンタカー
感動度:かなり~限りなく
①憧れの地へ
アプローチ拠点は
地図で確認しておいて
そこに向かいました。
しかし、時間が遅く、
午後5時40分くらいでした。
②美しき清流
古座川の源流地域は
水も澄んでいて空気も最高に良く、
奥入瀬に匹敵しているなと思いました。
川を上流に向かって右手から
どんどん進んでいきます。
目指す滝は2つ。
ハリオの滝と植魚の滝です。
それぞれが枝分かれする
別々の沢にあります。
③滝は???
途中で一回枝分かれしますが、
左の沢には川を渡る必要があるので、
無視してすすみました。
すると右側の枝沢に
すぐハリオの滝を発見!
ここは一旦置いておいて、
もう一個の滝の場所を
抑えようと思いました。
状況を整理すると……
・最初の左分岐:滝があるか不明
・本流(最初の右分岐・次の左分岐)
:滝があるか不明
・次の右分岐:ハリオの滝
つまり最初の左分岐と本流のどちらかに
残りの植魚の滝があるという状況でした。
(本来ならちゃんと調べておくべきです。)
案内があると思っていたのですが、
見当たらず、感に任せて奥の本流を直進。
どんどん日が暗くなりますが、
頑張ります。しかし、、、
さすがに6時20分を過ぎ、
これはもう引き返さないとまずいだろ
という状況になりました。
しかも軽装で沢靴も履かず、
ヘッドライトも置いてくるという大ポカ。
飛ぶように引き返して
ハリオの滝を見ました。
④神秘の滝ハリオ
苔むした緑色と青白い滝筋、
そして右手岩盤の赤さ。
その清廉な雰囲気と
奇跡的に丸い滝壺には神秘性を感じました。
滝壺の水に触れたい!
と思って近づいて手を触れた瞬間、
カエルだか鳥だか、
よくわからない声が響き渡りました。
⑤やんちゃ
おとなしく帰ればいいものを
帰り途中で植魚の滝への
白い看板を発見してしまい、
(最初の左分岐方面でした)
ダッシュ。
暗黒の夜に近づきながら見えた滝は……
もともと光が当たりにくい、
洞窟系の滝なのですが、真っ暗です。
滝は30秒で後にし、全速力で戻りました。
危なかったです。
綺麗な清流にとても癒されました。
⑥その後
この古座川源流で
スマホをポケットに入れていたため、
湿気を帯びて、
当日夜にお陀仏になりました。
翌日は豪瀑と化した那智の滝からです。
アクセス
Step1 大塔山登山道付近へ
Step2 道を進む
Step3 ハリオの滝は右、植魚の滝は左