滝いろ|鈴鹿東面の滝 (潜戸・蒼滝)

活動記録

滝の記録

訪問日 2023年10月7日

活動の形態:中級滝めぐり+α(単独)/ 車(カーシェア)

装備:8mm×30(1本), フェルト足袋(記憶不鮮明)

感動度:けっこう~かなり(蒼滝)

所在地:三重県 三重郡 菰野町 菰野

① 鈴鹿東面へ

9月に鈴鹿の西面の滝を見ており、今回は名古屋拠点で反対側へ。

この辺りの滝はちょうど10年ほど前、台風が過ぎ去った直後の庵座の滝で訪れていた。

高速を降りてそのまま向かうとコンビニがないため一度戻って整えてから向かう。

② 稲森谷 潜戸の滝

稲森谷沿いの駐車スペースは停められるか不安。

沢靴なので道が上に伸びてもそのまま沢を進んで滝に。

これは小規模だが名瀑。

反対側の風越谷に通づる岩質であり、美しい。

真正面からも眺めた。

小規模だがこのような滝とじっくりと対峙できることが嬉しい。

③ 蒼滝へ

蒼滝駐車場という場所に移動し、早速滝を目指すが、どうやらここから蒼滝にいく道はなくなっていた。

堰堤の前の北谷を横断して、左岸側のわずかな踏み跡から堰堤を越える。

その後少し遡行すると少し綺麗な渓相も見せてくれた。

蒼滝に至る

接近

昔からこの地域の名瀑だとは聞いていたが、穏やかな中に上質な岩が合わさって、とてもゆっくりとできる。

右岸側から正規ルートで降りてきた観光客の方が定期的に訪れられていた。

④ 蒼滝を越えて

この後どういう行動を取るかは全く決めていなかったものの、せっかくなので蒼滝を越えることに。

地形的に左岸から巻けそうだったため、ブッシュ沿いに最短の巻きを仕掛ける。

上部でそのまま蒼滝の落ち口に繋がっていくルート。

この上部はスリップが許されないので、少し緊張した。

上部を登っている時、おそらく下からも見えていたようである。

実は蒼滝を越えた直後に2段6m滝があるが、一般的にはあまり知られていないようだ。

これが下段で、水を構えて十分に美しい。

左から微妙なところを直登すると…

こんな上段が存在していた。

ここは左からへつって、微妙なムーブで滝を直登突破ができた。(右からは水圧に負けて失敗)

左のムーブはIII+~IV-あるかもしれない。

⑤ もう少し

2mCS滝

その後、遊歩道に合流するが、2段のうらみちの滝(4m段瀑+2段4m)の上段部分はなかなかの姿を呈する。

滝壺も大きく良い感じだった。

遊歩道沿いに車道に戻ることができるのだが、ここから蒼滝駐車場まで車道沿いだととんでもない時間がかかる。

そのため、途中で北谷左岸支流の谷を下降してショートカットを試みた。

滝は3段8m級の細い滝を1本認識したのみで、下降に問題なくショートカット成功。

無事車に辿り着いた。

⑥ その後、まとめ

今回は半日の活動ですぐに帰路へ。

潜戸の滝の暗い感じ、蒼滝の明るい感じどちらもよく、予想外の高度感やアトラクション、ちっちゃな秘瀑(?)も訪れられてなかなか満足しました。

その場その場で丁寧に滝に向き合い、自分の感情や感覚がどう変化したのか?

その辺りを模索する滝を始めつつあります。

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