小又谷下部ゴルジュ滝
池郷川 小又谷下部ゴルジュの滝【奈良県 吉野郡 下北山村 上池原】
滝の記録
訪問日 2018年8月18日
活動の形態:キャニオニング(4人) /レンタ
装備:8.5mm×50mm×2, 沢タビ
感動度:限りなく~異次元
①KOMATA
備後川大谷の翌日。
この日ははんぺんさんが合流して、
どこに向かうか。
マイナーな谷が候補にあったが、
どたんばで小又谷下部ゴルジュに決定。
おとといまでの大雨で、
3日前の不動七重滝は、
釜が消失してい一本の滝になっていたが、
はたして小又谷の水量やいかに。
通常遡行される、
堰堤よりも下部部分となるので、
駐車後、作業道をたどる。
しばらくして堰堤。
②キャニオニング
キャニオニングの始まり。
前回パンダさんが降りた左岸側からではなく、
今回は右岸の樹林帯に支点を取って下る。
樹林帯に行くまでは、
スラブが少しあるので、
ここもリードフォロークライミングとなった。
小又で学んだことはたくさんあるが、
とにかくロープを絡ませないこと。
絡ませないための工夫を、
2~3点学習したが、
それらは感覚的な要素も強く、
現時点で言語化が難しい。
3番めで吸い込まれるように
ゴルジュ大滝に降りていく。
今回のお盆から、
バックアップのフリクションは
クレムハイストを採用し始めた。
③ハング下で裏見
シャワーを浴びながら滝に降り立つと、
そこは岩盤が大きくせり出して ハング。
滝が裏見できる
特異な異世界となっていた。
今回はかなり多めの水量とのこと。
わずかな滞在時間ではあったが、
エネルギー補給したり、撮影したりと、
僕なりに楽しむことができた。
イモリ
④異次元のプール
ここからはさらに、
通常の沢下降の範疇を越えた、
キャニオニング。
適切な技術の習得がマストになります
ここは僕がロープを持って、
先頭で滝を降り、
広いプールに着水。
このプールは恐ろしいほど真緑で、
広く、対岸に行かなければいけないが、
ロープは2本、好き勝手に行きたがり、
束ねながら泳ぎ渡るのには少し苦慮。
衝撃的な水泳体験でした。
泳ぎ渡った先で見た景色は、
日本の谷の風景を超越していました。
「アメ止めの滝」という名称があるようです。
後ろもそのまま1段目、
10mナメ滝となっている場所。
④降りきる
皆さんでこの場所で、
じっくり撮影した後、
名残惜しいがさらに下へと降りていく。
ここでも、
グーグルさんに聞いてもわからない、
キャニオニングのロープテクニックで、
下へと下降。
無事巨大なプールに着水し、
そこからまた結構泳いで、
足の付く場所まで行った。
最下段の10m滝
核心部は終了。
あとは谷をしばらく下っていけば、
駐車スペース近くの橋が見えてくる。
⑤音無の滝
一旦上がって、
支流お手軽の音無の滝へ。
滝上の水道管が破裂していて、
凄い人工的なひょんぐりが混ざっていて、
面白い景観でした。
この後、車のキーを、
滝前の水たまりに落としていて、
戻ってきて見つかったのはついてました。
コースタイム
8:21 堰堤着
10:21 ハング下に着く
11:25 泳ぎきり2~3段目を見る
13:52 最下段泳いだ後
14:54~15:20頃 音無の滝
→鍵紛失+発見
→温泉へ
⑥その後
この日は3日連続のきなり。
たしかこの日は、とんかつ?
だったような気がします。
前日までは夜に
南のファミマまで行ってましたが、
今日は近くのヤマザキで調達。
最終日に備えます。
キャニオニングに関しては
僕自身もっと経験を積んでから、
まとめていきたいなと思います。
翌日は白倉又谷です。