小中大滝
渡良瀬川 小中川 小中大滝【群馬県 みどり市 東町 小中】
滝の記録 2009ver.
①合格旅行
小中大滝は群馬県みどり市の滝です。
同じく浪人を送っていた友達2人と
滝旅行にいきました。
駅から徒歩15分の宿に荷物を置いて、
藪塚→相生→小中と移動し、
そこから小中大滝に向かって歩き始めました。
下は、駅周辺の山の様子です。
②小中大滝へ
駅からはひたすら、
車道の上り坂を登っていきます。
100分程度登っていくと、
ようやく駐車場があって、
河原が見えました。
そこからは徒歩6分くらいです。
③けさかけ橋+大滝
この滝には名物の
【けさかけ橋】があります。
この時はけっこう恐怖を感じました。
滝は対岸から、眺めます。
遠望ですがかなり迫力があります。
苦労していって、その迫力で癒され、
行ったかいがありました。
その後、ひたすら戻って、
宿ではおいしい夕食を食べました。
滝の記録 2018ver.
訪問日 2018年9月9日
活動の形態:中級滝巡り+α+β (3人) /レンタ
装備:8mm×50mm+8mm×60, 沢タビ, サイクル
感動度:かなり~限りなく
①思い出の滝
9年半前、受験勉強を終え、
部活の同期2名を合格旅行として、
滝旅行に誘い込んだ。
北千住から藪塚に行って、
そこからわたらせ渓谷鐵道で小中。
駅からひたすらの車道徒歩。
時は流れた。
期間を空けて再訪するたびに、
滝が当時と今の自分を繋ぎ、
物語に意味づけが生まれる。
安蘇沢・カラ沢では下りの、
サイクリングでダメージ受けましたが、
軽症だったので、
午後は小中大滝を目指す。
近いと思っていたが、
距離にして30kmはあった。
小中川沿いの林道は7km以上あって、
もう一度歩くことに気は進まない。
②記憶
駐車スペースに車を止めた。
思ったより狭い場所だった。
以前、恐怖を感じた
けさかけ橋はなんとも感じなかった。
今回はこの橋から滝へ向かっていく。
③下降
途中までは普通の斜面で、
傾斜がきつくなり始めると同時に、
木の本数が減ってくる。
今回用意したロープは
8mmの50mと60mが各1本ずつ。
順当なら連結してダブルだが、
お二人がシングル対応の登高器を、
使用予定なので、どちらにも
対応できるのが望ましい。
正しいとは、確信しきれなかったが、
連結後、何巻きか、支点の木に巻きつける。
そして、ダブルで懸垂し、
登り返しは、個々人ベストなスタイルで登る。
と、いう形にした。
2本のロープの絡まりを
ほどきながら下降。
最後のパートは10mほど、
傾斜のきつい溝を選んでおりる。
残りのお二人も問題なく降りてきた。
④飛沫
凄い。
あの時、けさかけ橋をわたり、
遠望した小中大滝は、
近づけないものかとずっと思っていた。
過去の釣り師の記録がわずかに
あった気がするが、
写真では見たことがなかった。
飛沫は凄いが、水温は高く、
寒くはならない。
滝の流れは上部が以前と、
変わってしまっていた。
滝の力を大きく感じられる場所。
⑤下の世界
下を見ると、4mぐらいの斜瀑の下は、
滝壺があって、その向こうに
行ってみたくなった。
降りてきたロープには、
あまりがあったので、
それを掴んだまま、斜瀑の下へ。
そこからは泳いで岸まで進んだ。
奥行きのある、小中大滝。
屈曲部にかかっており、
あとで落ち口にも行ってみたが、
3段60m級の規模感だろう。
淵からつながる、
大滝の景観は絶景で、
過去と繋がり、感慨深いものだった。
しばらくは下で堪能
⑥登り返しとその後
登り返しは、
本来ならフリクションノットを使うべき、
そんなルンゼだっだが、
今回は横着して、
フリーで登ってしまった。
その結果、バックアップで使った
スリングを忘れてきてしまった。
全員登りかえして、
僕は帰りに遠望と、
落ち口へそれぞれ寄ってみた。
50cm小滝
草木ドライブインで
ほうとう定食を食べたのち、
国民宿舎サンレイク草木で温泉に。
解散後しばらく寝て、
運転開始しました。
登り返しは簡単とは言えないので、
ある程度経験値を上げてからのほうが良いです。
アクセス
Step1 渡良瀬渓谷鉄道小中駅へ
Step2 小中駅→徒歩100分→駐車場
Step3 駐車場→徒歩6分→小中大滝