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今ではレポートも多く、
比較的気軽に行くことができる
ようになった日光の秘瀑です。
素晴らしい環境であり、
やり残したこともいくつかあるので、
また訪れたいです。
訪問日 2014年8月30日
活動の形態:中~上級滝巡り
感動度:限りなく~異次元
今年訪れたいと思っていた滝の1つ。
それが野門沢の布引滝でした。
このルートの一般化は
おそらく森本さんの記録が大きいと思います。
(布引滝)
僕の中で「ものすごく好き」
という滝が少ない段瀑ですが、
ここは眺めることだけではなく、
間近で楽しむこともできる数少ない段瀑
として期待していました。
この時の僕には、
『それなりに困難』
というレベルでした。
龍王峡の駐車場で目覚め、
栗山村地域に向かいます。
蛇王の滝の撮影を終え、
野門沢の林道を進むんでいくと、
すぐに一般車両通行禁止の看板が。
監視カメラもついてるそうで、
通常のゲート前までもいけず、
ここからてくてく歩き始めました。
ただでさえ長い林道が
1.4倍くらいの長さになり、
たぶん80〜90分位かかりました。
遊歩道に入り進んでいくと、
未舗装を走るバイクに初めて遭遇しました。
この道に特に難所はなく、
小さな小川を渡ったり、
立派な休憩所があったりと
楽しみながら進めました。
野門沢に降り立つと、
突如道が消滅しますがそれは勉強済みです。
左岸沿いに進んでいくと前衛滝が見えてきます。
ここから前衛滝を巻けばいいわけですが、
ちょっとてこずりました。
というのも、
巻きを始める開始地点がどこなのかが
少しわかりにくかったからです。
全てのルートが明瞭なのも、
つまらないと思いますのであれですが、
意外と前衛滝に近いポイントにロープがありました。
巻き自体は特に問題はなかったです。
前衛滝が予想以上に立派で軽く感動しました。
たどり着いた布引滝は雲がかっていました。
上段が見えづらい。
下段の30M直瀑が、
それ単体でも美しい姿で滝壺も綺麗でした。
それに加えて上を向けば、
1段目と2段目が悠々と落下しています。
正直ドストライクの滝とは違っていました。
しかし、そういう一個人の
趣味趣向を越えたレベルでズドンと、
パワーを感じられる、そんな凄い滝でした。
思っていたよりは小さな場所だったですが、
それがまた良かったです。
デジカメでとった、
それなりにいい構図の写真はすべて消滅
してしまいましたが、
記憶から消えることはないです。
逆に写真が消えてしまったことで、
一つ一つの動きや時間に
価値が生まれたような気もします。
帰りの林道はくねくねしていたので、
ところどころでショートカットしました。
行き190分。滞在80分。帰り130分。
Step1 日光市旧栗山村へ
Step2 川俣ダム方面+看板で左折
Step3 車をとめて林道歩き
Step4 遊歩道+沢沿い+高巻きで滝壺
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