三沢大滝
三沢大滝【栃木県 日光市 上栗山】
滝の記録
訪問日 2022年9月25日
活動の形態:中~上級滝めぐり (2名)/ 公共交通+車
装備:8mm×30(1本), ミラーレス一眼(広角), フェルト足袋
感動度:限りなく
① MISAWA
この滝は僕は9年前に既にいく準備ができていた。
だけど常に一歩一歩、攻めた活動をしていく中で、「今、三沢大滝に行く意味」を失ってしまい、月日が流れた。。。
会社のインターン生の滝体験提供、翌週の活動に向けた体力作り、そして王道の名瀑への接近。
それが実現することとなる。
② ハイブリッドで滝へ
宇都宮までは電車移動で、借りた車を駅前に移動させて山本氏を待つ。
ここから栗山村近くの道の駅に車を走らせ仮眠した。
朝、運転を開始。
増水傾向なのか唐滝がカッコ良い姿を見せていた。
三沢の左岸に繋がる林道へ進んでいく。
通行に問題はなく、終点で駐車。
③ 堰堤越えまで
道からそのまままっすぐ進んだが、どうやら倒木や崩落で崩壊傾向にある模様。
途中から沢への下降に変更し、一度ロープを出した。
森を進んでいくが、時折美しいキノコの群生が現れ、キノコ愛好家の山本氏は嬉しそうにしていた。
川の様子
堰堤は左岸巻きが続く。
最後の堰堤は右岸の濡れた岩場を登り、その後残置ロープで越える。
④ 沢を積極的に
山本氏が重たいキャンプ用品の椅子を持参していて、バテ気味だったため、ここにおいていってもらう。
左岸が美しい場
道中は長い
沢沿いにはいくつか小滝があったり、ゴーロ帯を進んだり、沢登り感があって楽しいところ。
⑤ ゴーロ帯と森の休憩
左岸の立派な崩壊壁!
ちょっと小滝の前で休む
ゴーロの中の滝
道中で一番大きな滝は2段4.5m級
⑥ 諦めずに大滝
時に右岸、左岸の森林を進む
なかなか距離があり、長距離慣れしていないと、諦めてしまう可能性がある。
ついに大滝を視認した!
正面は飛沫が強すぎて安泰ではなく、曲がり箇所に荷物を置いた。
⑦ 感動的滝体験
接近すると、飛沫がやや飛んでこない箇所があり、ここが撮影スペースとなる。
色んな滝の先輩方が踏んできた場所、その歴史的な拠点としてのMISAWAの、一瞬一瞬の飛沫が心地よい。
到着時に1枚防寒着を着足したが、それがちょうどよく快適な時間を過ごせた。
三沢大滝の魅力は圧倒的な高さと、水量ゆえの絶えず揺らぐ流れ。
滝前
⑧ 時にのんびり下山
下山中は、途中、ベーコンエッグを調理。
椅子を置いた堰堤前では、僕は10分間仮眠し、山本氏はコーヒータイムを楽しんでいた。
特徴的な植物
最後も崩壊した道は悪く、慎重に車に帰還した。
⑨ その後
温泉には寄らず、駅よりも西側のどこかの美味しい餃子屋で打ち上げ。
小学校〜高校野球関係者の家族が、野球談義で盛り上がっていた。
車を戻して終了。
グリーン車で帰路についた。
完!!!
⑩ まとめ
三沢大滝は距離が長いので、油断すると食糧や水不足での遭難もありえ、初心者がいる場合はその辺りのケアも重要です。
山本氏はとっても頑張ってくれて、今のタイミングで行けて良い思い出となりました。
ログ