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訪問日 2021年7月19日
活動の形態:2級沢登り (2名) / 車
装備:8mm×20(2本), ミラーレス一眼(広角), ラバー足袋
感動度:けっこう~かなり
今回も奥多摩へ向かう。
僕のやり残した課題の回収、
忘れられた本流遡行の魅力を確かめに日原へ向かう。
東日原でバスを下車し、
八丁橋へと歩いていく。
僕の日原川との出会いは、
2015年7月に巳ノ戸谷へのアプローチで
渡渉した時からだった。
巳ノ戸谷に入る直前、
少しだけ本流を遡行するのだが、
その時の素晴らしい渓相は忘れられず、
「東京の滝」
という写真集でかつてみた豪快な姿、
山登魂さんの記録で、道迷いした
というアツイ記録が心から離れなかった。
去年の唐松谷遡行時に
一部本流を遡行しており、
ここより下流部であろうという目星もつけていた。
八丁橋の手前で河原に降りる。
最初は明るい河原
水量は平水かやや多めだろう。
八丁橋を過ぎてから、
時に川は狭まりを見せる。
おおっという水圧に阻まれて、
右岸からの流れで前進不可な箇所があった。
(左岸巻き...)
水量激しく、緊張させられる箇所と、
比較的穏やかに通過できる箇所が交互に現れる。
絶え間なき豊かな流れ
瀞場を望む...
非常に美しい瀞場...
奥の風景
1m級の美しい滝壺を持つ滝
日陰名栗沢出会い
地形図上はゴルジュの核心は
前半で終了かと思ったが、
そんなことはなかった。
躍動する水!!
赤岩ある1.5m滝
景観、緊張感ともなかなかなもので、
水圧に負けずに基部に乗り移り、
スラブ登りで乗り越える!
1.5m マントル岩の滝は絶妙な強度で登れない...
再びゴルジーな雰囲気になってくる
屈曲部に滝の存在を感じさせる
飛沫と光線と音が飛び込んできた。
大滝...
実はそこは本流 大水量の流れが、
みちみちと埋め尽くしている隅っこになっており、
いわゆる「滝壺」という雰囲気ではない。
逆光には苦しめられたが、
光線が入ってくれたりして、
これはこれでこの滝の雰囲気を出していたかもしれない。
振り返って
僕には登攀ラインは見出せなかった。
強いていうなら、左岸の倒木上の
ルンゼの斜上が考えられるが、
滝の登攀とは言いにくい。
完全に引き返すことも考えたが、
一部引き返しにも悪い箇所がある。
そんな中右岸上に高巻きルートを見出し、
実行に移した。このルートは
獣道感もあり完璧だったと思う。
上流部で日原林道に向けて脱出を始める。
林道にて装備解除!
特に温泉はないので入らず、
立川駅にて一風堂を食して終了。
完!
【ログ】
大滝は滝マークのところではなく、
ログ上の青い点の塊の場所。
タイム
9:26 橋 → 釣り師
9:56 とろ場
10:04 2段6m支流
10:22 美しいゴルジュの中
10:32 Uターン
10:35 激流渡渉した1mナメ滝 (未カウント)
10:46 三角岩の入り口
11:10 美しい瀞入口
11:25 1m滝 (未カウント)
11:32-35 瀞奥2段小滝
11:46 3条1m滝
11:48 支流2段7m+釣り人2名に会う
12:22 1.5m マントル岩
12:24 滝壺広い1m滝
12:34 巨岩インゼル1.3m滝
12:41 K氏沈没の躍動する激流(1.3m)
13:06 2条1.5m赤岩の滝
13:22 3条2m滝
13:32 小滝連瀑(3段3m)
14:03-17 10m滝前
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